9月14日(月)に開催された「Pepper Ideathon 東京Vol. 01」に行ってきました。
https://mashupawards.doorkeeper.jp/events/31005
Mashup Awardsが主催するPepper App Challenge 2015 Winter応募者向けのアイデアソンです。
Mashup Awards
http://mashupaward.jp/
今回のテーマは「家庭で活躍する pepper」。未来の家庭生活の中で実際に使われつづける、Pepperならではのインタラクティブなアプリのアイデア目指して頑張りましょう!
会場はおなじみのアルデバラン・アトリエ秋葉原。一部ではPepper開発の聖地と呼ばれています。
進行はMashup Awards事務局の伴野さんです。
今日のハッカソンの目的は、Mashup AwardsやPepperについて、知って、何に使えるか考えてみる。そして、、、今年のMashup Awardsに応募する(かもしれない)アイデアのヒントを見つける!!
Mashup Awardsの説明です。2006年からはじまったリクルートホールディングスが運営する日本最大級の開発コンテスト。いろんなものをMashupしながら、作品を生み出すことを楽しむ、ものづくりの祭典とも言えるイベントです。
今年のMashup Awards11企業パートナーです。ゴールドパートナーにソフトバンクロボティクスもあります。
受付締め切りは10月19日(月)。応募のための時間はまだあります。最優秀賞は賞金200万円!Pepper App Challenge 2015 Winterは最優秀賞、賞金100万円!なので合計で300万円獲得できるチャンスですよ!
今年から新しく参加したAPIに、Pepperもいました。いい表情してるね!
Mashup Awardsの説明は以上です。
続いて、アトリエ秋葉原スタッフのアビダルマ前田さんからPepperについての説明です。
Pepperのハードウェアの説明です。Pepperにはいろいろなセンサー類がついてます。
Pepperでできることです。
Pepperでできないこと、してはならないことです。
Pepper App Challenge 2015 Winterの紹介です。今日考えたアイデアを応募しましょう!
Pepperが目指しているのは「家庭に溶け込み、生活を豊かにしてくれるロボット」。
全国各地で行われているハッカソンの一例を紹介です。
福島の会津若松では、ニフティクラウドと連携した「方言を教えてくれるPepper」が登場しました。Pepperが会津弁を聞き取り、それに対応する標準語を教えてくれるというものです。
この他にも、鹿児島での事例・奈良生駒での事例・北海道函館での事例がそれぞれ紹介されました。
Pepperのデモンストレーションです。Choregraphe上でボックスをつなげてプログラミングを行うという、はじめの一歩を紹介です。今日はアイデアソンなのでChoregrapheの説明はここまで。
前田さんからの説明は以上です。
伴野さんにバトンタッチして今日のアイデアソンの説明です。
アイデアソンとは「アイデア+マラソン」を掛け合わせた造語で、決められた時間内でのアイデアを競い合うイベントです。
今日のテーマは「家庭で活躍するPepper」。
今日の進め方は以下の通りです。
1. 週末に家の中で触ったモノをポストイットに書き出してください
2. 誰か1人を決めて頂き、目を閉じて下さい
3. 出てきたポストイットを2枚選んで下さい
選んだポストイット2枚とPepperを掛け合わせてアイデアを生み出すというルールで行います。
みんなでポストイットに触ったモノを書き出していきます。
ポストイットが大量です!
そこから2枚だけ引きます。何が出るんでしょうか?
この2枚を元にみんなでアイデアを考えます。制限時間は90分です。よーいスタート!
みんなで色々とアイデアを考えます。
Pepperのことを知りたい時には、Pepperに詳しいスタッフの方が色々とお手伝いします。
月曜からアイデアソンを頑張るみなさんに、事務局からお寿司とビールの差し入れです。
タイムアップです。発表の時間がやってきました。3チームが順番に今回のアイデアを発表していきます。
まずは、チーム名「草」、2枚のポストイットは「草」と「紅茶」で、タイトルは「ペッパーティー」です。
Pepperがハーブを育てるのに適した時期を教えてくれたり、成長の様子を記録してくれくれるというものです。
Pepperの「お茶しませんか」がかわいい!
次は、チーム名「ぴよ助教育委員会」、2枚のポストイットは「インコ」と「化粧品」で、タイトルは「家庭教師ペッパー」です。
人間が外出している間はPepperがひたすら化粧品サイトやファッションサイトの情報を収集して、Pepperからピヨ助(インコ)に言葉を教えます。人間が帰宅したらインコ経由でコスメやファッションの情報を教えてくれるというもの。
インコの前では人間はPepperと直接話してはいけません。
一人暮らしだとインコと触れ合える時間が少ないから、インコにとってはPepperが遊び相手になってくれるという一石二鳥のサービスです。
絵が超上手!
最後は、チーム名「三匹のおっさん」、2枚のポストイットは「餃子」と「テレビ」で、タイトルは「あなたの生活を餃子で満たす!」です。
持ち主の表情や会話を認識して、常にいろんな方法の餃子をオススメしてくれるサービス。Pepperは日常の餃子を監視して、餃子のコンテンツだけを伝えてくれます。
餃子のレシピを教えてくれたり、餃子の名店を教えてくれたり、なんならPepperが餃子をデリバリーしてくれるかもしれません。
今後の追加機能として、匂いを検知するハードウェア的なモノがPepperに装着して匂いから餃子情報を蓄積したり、人間の箸の動きを検知してどの餃子が好みかなど、さらなる餃子情報をPepper蓄積してきます。
餃子以外のメニューが追加されるかは、今後のバージョンアップ次第だそうです(笑)
各チームからの発表が終了しました。
今回のアイデアソン参加者、アトリエスタッフの全員が気に入ったアイデアを一人一票で投票です。
結果は、チーム三匹のおっさんによる「あなたの生活を餃子で満たす!」が一番多くの票を集めました。
賞品はアイデアソンで優勝したチームだけがもらえるという限定Mashup Awards Tシャツです。おめでとうございます!
最後はみんなで集合写真です。みなさまお疲れ様でしたー。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。