シルバーウィークの9月22日(火)、23日(水)に開催された「特大ペッパソン」に行ってきました。
参加者75名が2日間かけて行う史上最大のPepperハッカソンなので「特大ペッパソン」なのです。
イベントの説明はこちらになります。
https://mashupawards.doorkeeper.jp/events/30795
今回のAPIパートナーから今回提供いただけるAPIのご案内です。みんなで今回のペッパソンに使えそうな機能をメモしていきます。
最初はPepperの紹介で、ソフトバンクロボティクス(アルデバラン)河田さんです。
河田さんの自己紹介です。小学校からプログラミングしていてIT業界の技術者として20年。2010年にNAOに強く可能性を感じ、2012年にNAOを個人所有しました。2015年にAldebaran Robotics に転職されて、現在は、ソフトバンクロボティクスにて Pepperコミュニティを広げる取り組みに従事しています。
河田さんの個人ブログは、僕らも以前から何回も読んでいました。まだ読んだことのない方は、是非ご覧ください。ロボット愛がビンビン伝わって来るブログです。
アンオフィシャル – Aldebaran Robotics NAO とそのほかロボットについて
http://tkawata.hatenablog.com/
今日の特大ペッパソンに参加した人への参加特典をご案内。
特典その1。Pepper公式開発本を無料プレゼント!
特典その2。Pepper App Challenge 2015 Winter の応募支援!
ということで、今日のペッパソンは Pepper App Challenge Winter 2015 の前哨戦だったりします。
Pepper の機能概要を説明です。
Pepperは、完全にプログラミング可能なロボアプリ開発プラットフォームです。アプリ開発フレームワークと開発ツールが一般公開されています。ロボアプリのアイデアスキルが集結する場、公開される場でもあります。
Pepperが行えることの一覧です。
動かす
・オリジナルの動きを作る
・すでに用意されている身振りを自分のアプリの中で使う
・移動
コミュニケーションをとる
・音声認識
・音声合成
・音楽を再生
タブレットを利用する
・画像、HTMLページ、動画
・タッチ検出
人を認識する
・顔認識
・感情認識
・年齢推測
Pepperのハードウェア、ソフトウェア等です。
プログラミング言語
・PepperのメインCPUでPython
・タブレット内でJavaScript
・Pepperを直接コントロールできるNAOqi API
外部連携可能
・クラウドサービスとの連携
・ローカルネットワーク内のPC/デバイスとの通信
センサー
・カメラ
・接触センサー
・3D深度カメラ
・セーザーセンサー
・バンパーセンサー
Pepperで出来ないこと、してはならないことです
・(Pepperが手を使って)ものを持ち上げる
・フラットではない場所での移動
・外見の改変
本日のペッパソン内で、初心者向けミニワークショップを開催します。
2日間のペッパソンを支えるPepper技術サポートスタッフも、会場の奥でバッチリ待機しています!困った時は駆け込みましょう!
ソフトバンクロボティクス(アルデバラン)河田さんからは以上です。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。