【R-env:連舞】「ロボット×連舞アイデアソン」レポート!
先日紹介した「ロボット×連舞 アイデアソン」ですが、本日開催されましたのでレポートします!
まずはイベント概要から。
<イベント概要>
参加対象:
【エンジニア、Web系アプリ開発者】
・ハードウェア、ソフトウェアなどの開発経験がある、
または興味のある方
【クリエーター、デザイナー】
・プロダクト、ウェブなどのデザイン制作経験がある、
または興味のある方
【ディレクター、学生、その他】
・企画・マーケティング・マネジメントなどに関心がある方
・ロボティクス、IT、情報工学、政策科学などを専攻する大学生
・その他、本イベントに興味がある方
評価方法:
議論終了後、審査員に対してプレゼンテーションを実施
プレゼンと質疑応答にて優秀賞を決定
賞・賞品
最優秀賞(チームメンバー全員に5万円を贈呈)
エンジニアだけでなく、クリエーター・デザイナー、ディレクター、それ以外の人もOKという幅の広いイベントです。ハッカソンではなくアイディアソンだからだとは思いますが、いろんな職種の人が集まるのは面白い化学反応が期待できそうです。
そして、なにより参加費無料で食事・飲み物がでて、その上、最優秀賞になるとメンバー全員にば5万円って魅力的ですよね!誰が最優秀賞となるのか今から楽しみです!
■受付 09:30~
会場は大阪発イノベーションのエコシステム「Osaka Innovation Hub」。
グランフロント大阪 ナレッジキャピタルタワーC 7階で、大阪駅から徒歩10分ぐらいです。
あ、Pepperが2台もおいてありました。
もちろんSOTAと各種デバイスも!
■開会挨拶 10:00~
まず開催の挨拶としてNTT様から今回のアイデアソンについての概要説明がありました。
続いて、ヴイストンの大和社長からのご挨拶。
10年以上ロボットビジネスを展開してきた社長の言葉は本当に深いです。いつも感心してしまいます。人とロボットが共存する社会は間違いなくやってきますね。
■サービス内容説明 10:05~
続いてNTTサービスエボリューション研究所から連舞についての説明です。
ご覧のとおり会場は大盛況です。
今回のアイデアソンはヴイストン、NTT、NTT DATAの3社合同となっています。
連舞の目指すところ。全く同感です!
ブログを書くぐらいの感じでロボットアプリが開発できる時代がもうすぐです。
続いて連舞を使ったサンプルの紹介です。
SOTAが周りにあるデバイスと連携して動きました。ロボットがロボット掃除機に命令して掃除をさせるとか未来を感じさせます。
ロボットとIoTデバイスが連携する様を真剣に見る参加者の皆様。これを上回るアイデアが出ることが期待されますね。
■チーム分け 10:25~
続いてチーム分けです。
ファシリテーターはバスタイムフィッシュ代表、.html5-WEST.jpの村岡さん。ウェアラブルデバイスがすごいなw
チームメンバーが偏り過ぎないように、参加者のスキルを聞き取りながら進めていきます。
チーム分け、手慣れてますねぇ。さすがです。以下1チーム4名体制の6チームが完成です。
ロボットスタートの鹿田CTO、OYOYO-Projectのやまうちさんが東京から参加。賞金狙いの二人、勝てるんでしょうか・・・?
各チームごとにテーブルに集まって自己紹介・名刺交換が進んでいました。
■アイディアソン(240分:適宜昼食(軽食)、まとめ) 11:00~
ここからがアイディアソンの本番です。模造紙やポストイット、ペンが配られてアイディアを各チームが出し合います。
アイディアを考えて、それをプレゼンテーションするところまで仕上げる必要があります。240分、休みは自由に取りながら作業開始です。
ロボットジョーズ研究所の藤原さん、アイディアソン初参加ということですが、とても楽しそう。
html5jロボット部 部長の江頭さん。東京からの参加、お疲れ様です!
女性がいるチームも。これからのロボットのある社会において女性の意見、感覚は無視できないと思いますのでこのチームは有利かも。
様々なスマートデバイスを見ながらアイディアを出し合うチーム。現実的なアプローチもいいですね。
模造紙にいろいろなアイディアを書き出すチーム。どんなものにまとまるのか、ぜんぜん想像つきませんけど、楽しみです。
途中で軽食が用意されてますので食べながら作業を進めていきます。
おやつもつまみながら、みんな楽しそうです。
活発な議論が進んでいます。
発表はホワイトボードや模造紙を使うとのこと。センスが問われますね。
余裕の表情の江頭さん。
おもてなしバトラー?ちょっと全容がつかめませんけど、すごそう。
チームによってぜんぜんまとめ方が違うのが面白いです。
失恋?・・・一体どんなサービスなのでしょう。
4時間に及ぶアイディアソン、どんなアイディアが出てくるのか、楽しみです。
模造紙にまとめるコツは、文字は太め、カラフルに、イラストがあるとなおいいとのことでした。
途中、ファシリテーターの村岡さんの持ち込んだデバイスを見せてもらいました。
ラズパイから各種センサーと連動するチップの数々。
これらのデバイスとロボットの組み合わせも夢が広がりますね。
■プレゼン(各5~10分 質疑応答含む) 15:00~
議論終了後、審査員に対してプレゼンテーション、そして質疑応答が行われます。
まず最初。「チームラブ&ピース」が考えるロボットともに生きていくには。
ロボットで楽をしたいわけではない。ロボットにも愛が必要。共感、安心、知識、視野拡大を通じて自分も成長させてくれるロボットが望ましいとのことでした。
続いてピース&ラブ「ROBOTと暮らす楽しい未来〜僕たちは年をとっても楽しく暮らしたい〜」。
連舞プラチナプロジェクト、ロボットと豊かに過ごすためのスキームを解説。介護を良くする話、パーソナル人工知能の話の2段階でした。NTTの回線を使ってが強調されるプレゼンテーションは面白かったです。さすが大阪ですね。
続いてチーム5「おもてなしバトラーシステム」。
ミニソータ、ミドルソータ、ビッグソータという概念で大中小のロボットがある生活を提案。ロボットである理由として遊び心も重要とのこと。
続いてチーム1984「おでかけSOTA」。
ロボットと連舞を使って、人に優しい世界を実現するアイディア。ソーシャルシグナルという概念を持込みロボットがそのシグナルを把握して人間のコミュニケーションを潤滑にすることができるというもの。途中寸劇が入るなど、楽しいプレゼンテーションでした。
続いてチーム4「実は家電には感情があった」。
身の回りの家電が連舞を通して、エンターテインメント性を持たせ、楽しいライフスタイルを提案。思い通りに動かないこと、それが徐々に成長することが愛着を持たせるポイントになるとのこと。
最後はチーム3「一人暮らし支援アプリ」。
ロボットとのやりとりでストレスコントロール、その関係性を可視化し、ロボットを家族に近づけるというアイディア。途中の寸劇も面白かったです。っていうか、大阪ではプレゼンテーションに寸劇入れるのが普通なんでしょうか(^ ^)
以上すべてのチームのプレゼンテーションと質疑応答が終わりました。
■(休憩・審査) 16:30~
まず参加者が2票をもち、2チームに投票します。
続いてNTT、ATR、Vstoneから3名の審査員が審査。
審査の観点は以下のとおり。
・「革新性」いままでにないか
・「驚き」人に感動を与えられるか
・「面白さ」人に伝えたいか
さて。どのチームが表彰されるのでしょうか?!
結果発表の前にOsaka Innovation Hubの施設の説明がありあした。大阪のスタートアップの方は利用すると良いですよ!
■発表、表彰・講評、懇親会(任意参加)17:00~
ワクワクドキドキの審査発表!
3位は「チーム3」一人暮らし支援アプリ!
商品は全員に商品券5,000円とのこと。
2位は「チーム4」実は家電には感情があった!
商品は全員に商品券10,000円とのこと。
最優秀賞は「チーム1984」おでかけSOTA!おめでとうございます!
商品は全員に商品券50,000円とのこと。
入賞した皆様、おめでとうございます!!!!!
審査員の先生の講評です。
続いて懇親会となりました。
■終了19:30
ということで参加者の皆様、関係者の皆様、長い一日お疲れ様でした!
いろいろなアイディアを聞かせていただき、とても刺激を受けました。
今度はロボット×連舞ハッカソンでお会いしましょう!
ではまた!
こちらもどうぞ。
[Senda&Co //センダ アンドコ] さんのレポート
NTTグループとヴィストン社によるロボットのアイデアソン→ “ロボット×連舞”アイデアソン!(大阪)
ABOUT THE AUTHOR /
中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。