シルバーウィークの9月22日(火)、23日(水)に開催された「特大ペッパソン」に行ってきました。
参加者75名が2日間かけて行う史上最大のPepperハッカソンなので「特大ペッパソン」なのです。
イベントの説明はこちらになります。
https://mashupawards.doorkeeper.jp/events/30795
■16 ペッパーさま〜もはや神でも仏でもない
次は「16 ペッパーさま〜もはや神でも仏でもない」です。
父43歳。家族に内緒で冷蔵庫に入っていたプリンを食べてしまった。どうも6歳の子供が疑われている。その罪悪感にさいなまれ、夜もまともに寝られない。ペッパー様に懺悔して悔い改めよう。
ペッパーさまの禊(フロー)です。
懺悔モードでは、音声認識と表情認識から懺悔に値するかの懺悔判定を行います。
ペッパー頼みモードでは、ペッパーから表情と声色のお題がでます。その通りの表情と声色を出し、ペッパーに懺悔を判定してもらいます。
デモはペッパー頼みモードです。
pepperから「ペッパー様と言え」とお題が出ました。両手の甲を握って懇願しながらペッパー様と言い、必死な表情で許しを請います。
ペッパー様が手とタブレットで懺悔の結果を教えてくれます。
ペッパー様のご利用マニュアルです。
これは本気の懺悔ではありませんので、ご注意を。
家庭でちょっとした反省を促したい時や、判断に困った時に使えるアプリです。
■17 PEPPER CAM by チーム・ヒャッカソン
次は、「17 PEPPER CAM by チーム・ヒャッカソン」です。
チームヒャッカソンは、は絶対に失敗しない自撮りアプリ「PEPPER CAM」です。
pepperが人認識をして常に人間が中心に来るように追っかけてきて動画を撮影してくれます。これなら自撮りが失敗することはありまさせん。
設計思想です。
pepperらしさを、人を助かる(補助)・動く・音声認識と判断し、pepperがオーディエンスとカメラマンの二役を行ってくれます。
■18 線上カメラマン
発表の最後は「18 線上カメラマン」です。
pepperが家庭の何気ない日常を撮影してくれるアプリです。以前、SONYから「Party-shot」というカメラが発売されていました。部屋に置いておくと勝手に動いて写真を撮ってくれるというものです。
さすがSONYさんはわかってる!のですが、位置は動けないのが残念でした。じゃあ、pepperを使って位置まで動かしちゃおうじゃないか。
家庭にいるpepperが日常の風景を撮影してくれます。その際、人の表情を認識して撮影機会を探し動きまわります。
撮影した写真はスマホに配信したり、オリジナルアルバムをつくって誕生日に配信したりします。
今回のデモでは、「うろうろするところ・人を感知するところ・撮影するところ」を実演します。
どこかで見たことあるようなカメラマンな風貌のpepperが人を追いかけて撮影しまくります。どこまでいっても追いかけてきます。
各チームからの発表は以上で終了です。これから審査員は別室で審査を行います。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。