シルバーウィークの9月22日(火)、23日(水)に開催された「特大ペッパソン」に行ってきました。
参加者75名が2日間かけて行う史上最大のPepperハッカソンなので「特大ペッパソン」なのです。
イベントの説明はこちらになります。
https://mashupawards.doorkeeper.jp/events/30795
■懇親会
審査の間、参加者みんなで懇親会です。いったん二日間の疲れを癒します。
みなさんがお世話になった、ソフトバンクロボティクス(アルデバラン)河田さんの音頭で乾杯!
参加者には pepper Creator ステッカーをプレゼント。こういうイベントに出た人じゃないともらえないレアステッカーです。
みんなで二日間を振り返って語り合います。
■結果発表
審査が終わって、結果発表です。
まずは、各協賛企業からの賞です。
■ニフティ賞
ニフティ賞は、「9 SyncPepper by SLOGAN」です。家族間の気持ちを見ることのできるアプリでした。
■エーアイ賞
エーアイ賞は、「4 ぺパ子のファッションチェック by pepperオシャレ倶楽部」です。pepperがファッションチェックをしてくれるアプリでした。
■Microsoft賞
Microsoft賞は、「12 Let’s ペパ宿」です。pepperが宿題する子供を励ましてくれるアプリでした。
■pepper賞
pepper賞は、「16 ペッパーさま〜もはや神でも仏でもない」です。pepperが懺悔判定してくれるアプリでした。
■最優秀賞
最優秀賞は、「8 Pepper ボルダリング」です。pepperを岩に見立ててボルダリングを行うというアプリです。
林さんから賞金10万円の贈呈です。おめでとうございます!
■審査員総評
最後に審査員の方から総評です。
林さん
pepperにはやれないことがたくさんあります。そんな中、pepperに何かも決めてもらったり、子供と親の関係を中和するなどのピンポイントでのユースケースを2日間でみなさん見抜ぬかれて、おもしろく見させていただきました。デバイスとしては黎明期です。可能性を追求してみなさんチャレンジャーだと思いました。ありがとうございました。
西村さん
デモを見て、こういう方向性があるんだというものが見えてきました。言いずらいことを言ってもらうとか、決めづらいことを決めるとか。今後、フィジカルな存在感があるものが出てきたら、コミュニケーションの形が変わるかもしれないと思いました。
えふしんさん
pepperのようなこれからのロボットは、家庭の中に入ってきた時に、アームのロボットではなくスマホでもなくて、命のようなものをどうやってユーザさんに感じてもらえるかというアプリをつくることが大切と感じました。pepperのインタラクションデザインは、企画だけでもないし、動きにある楽しさとか幸せさとか伴わないとロボットと言われないと思います。機械じゃなくてロボットの世界を作る一員としてみなさんやっていかれると思います。
今回作られたアプリは、希望者はそのまま「Pepper App Challenge 2015 Winter」と「Mashup Awards 2015」に応募が行えます。今回の入選作がコンテストでも入選するのか、楽しみですね。ちなみに、今回の最優秀賞の「8 Pepper ボルダリング」は Mashup Awards 2015 の一次予選免除権を獲得しました。
「Pepper App Challenge 2015 Winter」&「Pepper Innovation Challenge 2015」
http://www.softbank.jp/robot/special/app-challenge/
「Mashup Awards 2015」
http://mashupaward.jp/
ということで、参加した皆様、スタッフの皆様2日間お疲れさまでした!
special thanks Mashup Awards
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。