【写真いっぱい】CEATEC JAPAN 2015の気になるロボット【独断と偏見】
さて、昨日は10月7日〜10日にかけて開催されているアジア最大級の規模を誇るIT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2015」のシャープさんのブースでRoBoHoNを見てきたレポートをお届けしましたが、会場には他にもロボットが展示されていましたので、独断と偏見でレポートします。
人型のロボットでは無いのですが、Googleがスポンサーとなり、総額3,000万ドルの賞金がかかる民間組織による月面ロボット探査競技「Google Lunar XPRIZE」で、日本から唯一エントリーしているHAKUTO。
実際に月面で調査をするローバーの1つ「Tetris」が公開されていました。
ローバーの操作は地球から行います。
ちなみに、車輪は3Dプリンターで作成されていて、カメラなどが入っているユニットはCRFP(炭素繊維強化プラスチック)で覆われています。日本代表としても是非とも頑張って欲しいです!!!
Hall5の「ベンチャー&ユニバーシティエリア」の「ispaace」ブースで見ることが出来ます。
お!べゼリーがいました!!
初めて見たのはEngadget例大祭でした。その時は当日朝に出来たばかりということでしたが、今は色々なラインナップが増えていました。
スマホを置いてべゼリーが入った写真が取れる「自撮り?べゼリー」がありました。
何と、べゼリーが肩に乗っているじゃないですか!!
目も光ってカワイイ!!
こちらもHall5の「ベンチャー&ユニバーシティエリア」の「Mashup Awards」ブースで会えます。
お隣のHall4の「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ」のブースには、今年開催されたDARPA ROBOTICS CHALLENGEに出場した「HRP−2改」と「JAXON」が展示されていました。
ちなみに期間内はブース内で「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ」の競技会本戦が行われています。
同じくHall4のNEXTストリートの「IoTスタートアップ SHOWCASE presented by Creww & SENSORS」ブースには、「RAPIRO」がいました。
「RAPIRO」は12個のサーボモータがありながらも簡単に作れるキット型ロボットです。とはいえプログラミングも出来たり、Raspberry Piも搭載可能という本格的なロボットです。
せっかくプログラミングをやるなら、実際に物を動かしたほうがモチベーションあがりますよね!
Hall3に移動すると、Bluetoothの規格団体「Bluetooth SIG」のブースがありました。
そこにはBluetoothで動くロボットが展示されていました。
タカラトミーさんから販売される「MECANOID」が展示されていました。ロボットスタートも発表と同時に注文したロボットです。
大・小ありますが、思ったより大きくてビックリです!!
それ以外にもOHaNASもいました。速報レビューもしましたので興味有る方は是非!!
見落としていましたが、うしろには「BB−8」がありました。「BB-8」もレビューしてます!
そして、お馴染みのNAOがいるブースがありました。「みらい翻訳」さん。
クラウド上に翻訳の各種エンジンを置いて、NAOを入出力デバイスにしてリアルタイムに多言語翻訳が出来るというソリューションを提供しています!
「NAOqi OSに対応しているということは、Pepperでも!」という期待が湧きます…。
時間が合わずにNAOが働いているところは見ることは出来ませんでしたがプレゼンテーションしています。
僕が確認した唯一のPepperがあったのが、音声合成ソフト・エンジンを提供している「エーアイ」さん。Pepperの音声合成もこちらが手がけています。
ブースに一緒にいたのが、エーラボさんのアンドロイド「ASUNA」。Webでは黒髪セミロングなのですが、CEATEC JAPANではピンク長髪になっています!!
もちろん、「ASUNA」の声もエーアイさんのAITalk®を搭載しています。
続いてはユカイ工学さん。BOCOOを全面的に展開していました!
こちらもロボットスタートはレビューしています。
標準では、ドアの開閉センサー(赤色の積み木)しか付いていませんが、ブースでは歩以下の色の積み木も展示されていました。ちなみに青は人感センサー、黄色はロックセンサー、緑色は温度センサーとなっています。
色々なセンサーが出たらもっと面白くなりますよね!!
Hall2に移動して、レイトロンさんのブースにモフモフのロボットを見つけました。自立支援向けコミュニケーションロボット「Chapit」です。こちらは4代目、価格も138,000円ということで意外とお安いんですよ!
この「Chapit」の特徴は雑音に強く、音声認識が高いということ。通常展示会などではロボットを声で操作するのは雑音に阻まれてダメなのですが、「Voice Magic」というモジュールがそれを可能にしています。
簡単に説明すると通常は音を言葉にして認識するのですが、音をそのまま認識することが出来るということ。音で認識するので国を意識することは無いとのこと。こういうアプローチも有るんだなぁと感心してしまいました。
そして、Hall1のシャープさんのブースへ。
「RoBoHoN」が本命だったのですが、もう一つありましたよ「コミロボ」!音声認識が出来て会話が可能です。実は去年(2014年)にも展示されていたみたいです。ココロエンジンが搭載されていて、会話が出来るようになっています!
音声認識は一度クラウドに上げて処理をしているとのことでした。
表情もコロコロ変わっていいですよね。コミロボが家電のコントロールセンターになればいいですよ。もの凄く話しかけやすそうだし。ただOSやSDKは用意していないとのこと…。
「RoBoHoN」は頑張れば公開してくれそうなので、コミロボも同じく公開してくれたらなぁと思ってしまいました。
ということで、駆け足でご紹介しました。
他にもいいロボットが有ったかも知れませんが、見つけることが出来ませんでした。
そのような出展者の方がいらっしゃったらゴメンナサイ。(その際はご連絡くださ〜い!)
10日は土曜日ですからお休みの方も多く、CEATEC JAPANを足を運ぶ方の参考になれば幸いです!!