「第6回 html5jロボット部 勉強会 〜 Pepper×COCOROBO RX-V200連携R2Rアプリワークショップ」に行ってきました。 #html5j

10月13日(火)、アトリエ秋葉原で開催された「html5jロボット部 第6回勉強会」に行ってきました。

今回は、Pepper×COCOROBO RX-V200連携 R2Rアプリのワークショップ。

ワークショップの紹介はこちらです。

今回はワークショップ形式で「Pepper × COCOROBO RX- V200」連携アプリをつくりたいと思います。
いわゆるR2R(Robot to Robot)のアプリをつくるワークショップです。

COCOROBO(ココロボ)はシャープ社より発売されているロボット掃除機です。

このココロボシリーズの最上位版のCOCOROBO RX-V200にはWebAPIとして認証APIと発話APIが用意されています。

さらにスマートフォン向けに制御APIを用意しています(Android 4.0.3以上対応、iOS非対応)。ですのでクラウド経由で発話させたり、制御させたりすることができます。

これらを使って短時間ではありますが、みなさんでR2Rアプリをつくってみませんか。

またIR Kitを用意しますので、こちらでCOCOROBOの制御も可能になります。

https://html5jrobot.doorkeeper.jp/events/32697


会場はおなじみのアルデバラン・アトリエ秋葉原。一部ではPepper開発の聖地と呼ばれています。

最初にhtml5jロボット部 江頭さん(eegozilla)から「R2R」の説明です。R2Rとは江頭さんがつくった造語です。

「Robot to Robot の略で、ロボットが人間の手を介さず、もう一つあるいは複数のロボットに何らかのアプローチをし、その結果アプローチを受けたロボットは何らかの行動を起こす。または、ロボット双方向でアプローチをしあってお互いのそれに応じた行動を起こす(by eegozilla 談)」

今日は、pepperとお掃除ロボットの連携にトライしてみるということで、まさにR2R(Robot to Robot)です。

今日のゲストはもちろん、pepperとCOCOROBOのお2人です。

ロボット家電COCOROBO:シャープ | RX-V200
http://www.sharp.co.jp/cocorobo/products/rxv200.html

COCOROBO RX-V200の説明です。SHARPから発売されているお掃除用ロボットCOCOROBO(ココロボシリーズ)の最上位版。

通常の自動掃除機能に加えて、クラウドを利用してスマートフォン経由での操作が可能です。

主な機能を見てみると以下のようなロボット的機能があったりします。

 ・ココロエンジン
 ・遠隔家電コントロール
 ・クラウド音声コミュニケーション
 ・ボイスコミュニケーション
 ・音声差し替え
 ・標準語/関西弁おしゃべり
 ・カメラ搭載&スマホ連携

COCOROBO Cloud APIの連携図です。

最初にAPI利用認証を行い、次に音声発話を行います。その後スマホ経由で制御を行い、同一無線LAN内のCOCOROBOに制御命令を送ります。

COCOROBO Cloud APIのWeb APIの連携図です。

ユーザ登録を行い、APIキーを発行します。COCOROBOの電源をONにした後は、利用認証API、音声発話API、制御APIを経由して本体の制御を行います。

Web API の叩き方、Curl編です。認証APIと発話APIとなります。

Web API の叩き方、PythonからCurlを叩くです。認証APIとなります。

スマートフォン向けAPIです。

こちらがIR Kitです。会場には実物もありますので、自由に触ることができます。

IR Kit APIの叩き方です。同一IPアドレス内限定と、IPアドレス外の場合があります。

今日の説明は以上となります。

この説明を元に、みんなでPepperとCOCOROBOを連携させた何かを作ってみましょう。

こちらのYoutubeは、江頭さんが作成したPalmiとCOCOROBOの連携です。Palmiが発話してCOCOROBOを動かすというものです。


分からないところを江頭さんに確認しながら、いろいろと作ってみます。

もくもく、もくもく、もくもく。

最後に成果発表です。例えばこういうものが出来ました。

みなさま、お疲れ様でした!

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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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