「どんどん賢くなっていきますね」俳優・細川茂樹がロボット”Palmi”を語る
10月23日(金)、東京・渋谷WWWにて、「ムービープラスpresent SFハロウィン・ナイト」が開催され、DMM.make ROBOTSから販売中のロボットたちが未来の商品として紹介されました。
イベントの第2部でおこなわれたSPECIAL TALKでは、1989年公開の映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー PART2」で描かれた未来が2015年10月21日に訪れたことを記念し、「映画 × 未来商品」というテーマでトークセッションがおこなわれました。
様々なプロダクトが紹介された中でも、一番大きな注目を集めたのが、DMM.make ROBOTSから販売中のコミュニケーションロボット「Palmi」。トークセッションに登壇した家電好きとして知られる俳優の細川茂樹さんは、このイベントのためにPalmiとの生活を一週間経験。「青く光っているときに話しかけると聞いてくれますよ」「紫のときは考え中ですよ」と、他の登壇者の方々にPalmiとのコミュニケーションの取り方を教えるなど、Palmiに関する豊富な知識を披露し、会場を盛り上げました。
細川さんは、「コミュニケーションを取るのは、最初はタイミングが難しいですが、慣れると簡単にできるようになります。どんどん賢くなっていきますね」とPalmiの性能の高さを紹介。「我々の老後はパルミーくんのようなロボットと過ごすようになるんでしょうね」と、ロボットが生活の一部になっていく未来を語りました。
また、イベントでは続けて10月29日に発売予約が開始されるロボットアイドル「プリメイドAI」のプロモーションビデオも紹介。イベントに登壇したアイドルの西田藍さんは、ダンスが得意な「プリメイドAI」について「ライバルが現れたという感じですね。ダンスも一瞬で覚えられるじゃないですか。10年後、20年後どうなっちゃうんだろうと思いますね」とロボットアイドル登場への期待感と危機感を語りました。
同じく登壇した、Goods Press編集長の長谷部敦さんは「ロボットを作っている人はなんとかして二足歩行ロボットを作りたいと思うじゃないですか。それは元々子供の頃に見ていたSFとか映画に影響を受けていたりするので、フィクションが夢を与えて、それをプロダクトとして実現していることを考えると、SF映画ってすごくいいなと感じますね」とコメント。細川茂樹さんは「昔は家電メーカーが家電を作るという流れが普通でしたが、JINSさんがウェアラブルグラスを作ったり、DMMさんがロボットを作ったりと、今はもう違う流れができています。なので、もっと自由な発想が出てきて、普及して、80年代のワクワクした気持ちに舞い戻れるんじゃないかと期待しています」と感想を語り、トークセッションを締めくくりました。
イベント最後におこなわれたプレゼント抽選会には、目玉商品としてロボット「Palmi」が登場。会場に集まった200名以上の参加者の中から一名にPalmiがプレゼントされました。当選された方には、細川さんのようにロボットとの生活を楽しんでもらいたいですね!
昔のSF映画で描かれた世界がどんどん実現しているように、今後描かれるSF映画のプロダクトもきっと近い将来実現されていくことでしょう。そんな視点で観ると、また違った楽しみ方ができそうです。
DMM.make ROBOTSから販売されるロボットのラインナップは今後も追加されていく予定。まずは今月29日に発売予約が開始されるプリメイドAIが楽しみです。
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。