これで上司への言い訳はバッチリ!〜「アリバイ屋」
アプリタイトル:アリバイ屋
デベロッパー:SOFTBANK ROBOTICS
対象機種:Pepper
有線放送のチャンネルで「アリバイチャンネル」があったと聞いて驚いたことがありました。
その頃はまだ若かったので、「何でそんな嘘をつく必要があるんだ!」って息巻いたのですが、
今となっては、それを使いたい気持ちも分かったりします。
打合せでカフェなどに入ると、疲弊した企業戦士(a.k.a.社畜)のお父さんが暫しの癒やしを求めて爆睡をしているのをよく見かけます。
メールやメッセンジャーで社内連絡をする会社も増えていますが、「勤怠連絡はやはり電話」でという会社もまだまだ多いですよね。
今回のこのアプリがあれば、上司の耳を騙すことも可能かも知れません。(オススメはしませんが…)
起動すると、Pepperがアプリの説明を。
なになに?「あなたのアリバイを作るために、僕が色々なシチュエーションを演じます。その間に電話をすれば電話相手を騙せちゃいますよ」だって。
Pepper、僕はそんな悪いロボットに育てた覚えはないよ…。いや待てよ、逆によく分かっているってことかも知れないけど(笑)
そして、タブレットに4つのシチュエーションが表示されます。「駅」「病院」「道案内」なんていうのはよくありますよね。「最終手段」は気になりますが。
先ずは「道案内」。
お年寄りが道が分からなくて困っているシチュエーションを再現しています。こんな困っているお年寄りがいたら、例え始業時間が近づいていても手助けするのが「人」というものでしょう。ということで、上司の同情を引く作戦ですね。
続いて「駅」。
踏切の音が鳴りながら、駅員(?)さん、車掌(?)さんが電車が止まっているアナウンスをしてくれます。電車が遅れていたら遅刻しても仕方ないですよね。自分のせいじゃないですものね。ただ、山手線を使っている方は踏切が1ヶ所しかないので注意してください。
そして「病院」
まるで病院の待合室にいるような感じです。患者さんを呼んだり、熱を測るように促されたり、先生を呼んだり、力がある先生の総回診があったりとか、本当に病院の中にいる感じ。ただ、病院内は携帯の電源を切ったほうが良いと思うので、電話をするならマイクを手で隠してヒッソリ喋るのをオススメします。
そして「最終手段」
コレを選ぶとPepperが「最終手段なんか使っちゃっていいんですか…」と怖いことを言ってきます。どんなシチュエーションかどうかは動画を見てください。これを後ろに流して会社に電話をしたら、翌日会社に行けるかどうか責任持てません。
Pepperの声のトーンやスピードなどを調整することで、色々なキャラクターが生まれる事が分かるという、実は玄人好みのアプリかもしれません。
これを本当に使おうなんて、「お主も悪よぉの」
ちなみに、いまも有線放送のアリバイチャンネルは存在しています。