台北国際旅行博のnano•universeブースで日本のロボットが活躍

台北のランドマークタワー、台北101の隣にたつ世貿中心(World Trade Center)で開催された台北国際旅行博にて、日本のセレクトショップ「nano•universe」が出展したブースで、コミュニケーションロボットがプレゼンテーションを行っていました。


ロボットが台湾語で集客

台北国際旅行博

台北国際旅行博は、4日間で来場者が約30万人も集まる、台湾でも人気の高いイベントです。日本からも各都道府県や航空会社などがブースを構える中・・・

nano•universeブース

ありました! nano•universeブース。非常に賑わっています。

nano-chan

nano•universeは台湾での公式アプリのダウンロード促進のために出展。アプリをその場でダウンロードするとノベルティがもらえたり、全身を3Dスキャンすることで自分のサイズをアプリに登録できたりと、他のブースに比べても異色な力の入り方で、足を止める来場者も多い印象でした。

nano-chan

そして…、いました! Sotaくん。ではなく、今回nano•universeブースでは「nano-chan」という名前でプレゼンテーションを行っていました。

プレゼンテーションの様子は動画でご覧ください。



台湾語で喋るnano-chan、すごく可愛いですね。

「こんにちは! ナノちゃんです。『ナノ・ユニバース ライブラリ』アプリ、あなたはもうダウンロードした?」と喋るなど、アプリの内容についてや、ダウンロードすると賞品がもらえることを台湾語で伝えていました。かわいいロボットのプレゼンテーションに来場者も興味津々といった様子で、プレゼンテーションに聞き入っている方が多く見られました。

今後もnano•universeではこのnano-chanを皮切りに、ロボットの取り扱いに力を入れていきたいと考えている模様。アパレル業界における、コミュニケーションロボット活用の先行事例になっていきそうです。

海外でも活躍をはじめた日本のコミュニケーションロボット。ますます世界中から注目を集める存在になりそうですね。

ABOUT THE AUTHOR / 

望月 亮輔

1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。

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