100円ロボ部の0回目イベント「手と腕」に行ってきました。

11月1日(日)開催された、100円ロボ部 0回目「手と腕」に行ってきました。

早速ですが「100円ロボット部」ってそもそも何だろう?とお思いの方も多いと思うので、公式ページの紹介をご覧ください。

 100円ロボット部
 http://www.100robo.net/

100円グッズでロボットを作る部 (略称:100ボ)

お金があんまりなくても、ロボット作れるよ~というのがコンセプト。秋葉原に行かなくても100円ショップのグッズでいろいろ出来る!と言いたい会。

とはいうものの、マイコンやサーボを使ってもいいよ〜。あと、ロボットを作っている現場訪問も考えてます!(笑)

誰でも参加可能です。

100円ショップがあれば、全国どこでも出来るし、フランスやアメリカでも1ユーロショップや1ドルショップがあるので出来る。もちろん、ダイソーさんなども海外展開しているので、展開している場所でもできる!

ハッカソンをやる部ではないです!

ロボ部でハッカソンに参加することはありますが、急いで作る部ではないです。できたところまで評価です!

ということで、100円ショップで売ってるもの縛りでロボットをつくっちゃおうという部。100円ショップがあればどんな場所でも誰でも楽しめちゃいます。

今回0回目の会合では、ロボットの「手を腕」をつくってみます。イベント募集ページはこちら。

 0会100円ロボット部「手と腕 – 100円ロボット部 | Doorkeeper
 https://100robo.doorkeeper.jp/events/32516


会場は、渋谷駅から徒歩3分のPORTAL。このビルの中にあります。シェアオフィススペースの一角を使ってロボットの手と腕をつくります。

中に入ってみると、雰囲気のいい空間です。ゆったりとした時間が流れています。

早めに着いたので、100円ロボット部代表の青木さんからいろいろ見せてもらいました。

これはストローとケーブルで作られてた手

これはダンボールと風船で作られた手。風船を膨らますと手が動くという仕組みです。

なんなら、カニの手を使ってロボットの手を作ってみてもいいじゃないか、という自由な会です。

イベントスタートです。青木さんから、100円ロボ部の説明と今日のタイムテーブル、注意事項のお知らせです。

100円ロボ部は、毎回ロボットの1つの部位に注目して、そこだけをつくるというもの。

ゆるい雰囲気を大事にするので、時間内に出来上がらなくてもOK、失敗してもOK。結果を急がず、効率は後回しでよかったりします。

どれだけみんなが楽しむことができるかを重視する、面白い趣向のアイデアモクモク会です。

ルールは「100均で売っているもので作る」。この縛りが重要です。

会場をご提供いただいたPORTALの方から会場の説明です。

 PoRTAL Shibuya -OPEN THE OFFICE!
 http://www.hituji.jp/portal/

カフェのようにリラックスできる雰囲気のシェアオフィスで、いろいろとはかどりそうです。


本編の前に特別ゲストの100円ロボ部アメリカ支部の寺崎さんと中継です。早速ワールドワイドな100円ロボ部。

ちょうどハロウィン時期だったので、寺崎さんもハロウィンな姿で登場です。

アメリカの100均事情についてお話いただきました。アメリカでは「1ドルショップ」と呼ばれていて、日本と同じくバラエティに富んだ品揃えだそうです。スターウォーズのミニミニライトセーバーのおもちゃなども売っていたりします。

こちらが寺崎さんが1ドルショップで買い揃えたもので作った1ドルロボです。

アメリカ支部からの中継は以上です。


アイデアタイムです。

「手と腕」についてのイラストを描いてみます。次にその紙を横の人に回して、描かれているイラストから連想される「手と腕」を描き足していきます。

いくつかのイラストが書かれた時点で、自分のところに紙を戻し、どういうイラストが描かれたかを見てみます。最初は自分のイラストだけだったけど、みんなで回し描きしていくうちに、思いもつかなかったイラストが描かれたりします。

そして、テーブルごとにみんなで話しながら今日どういうものを作るかのイメージをふくらませます。

今日のアイデアが固まったら、今日つくるものの紹介と共に自己紹介です。

中にはこの日に向けて、すでに何かを作ってきた方もいて、自己紹介の時点でいろいろと楽しいです。

このリアルな手は紙粘土と紙でつくられたそうです。先日のハロウィンで大活躍したそうですよ。


自己紹介とアイデアが出揃ったので、100円ショップに買い出しをしてから、制作タイムです。

みんないろいろな試行錯誤としつつ、時に盛り上がりながら黙々と工作をしていきます。

途中過程を見ていて、全く出来上がりが予想できないものもあったりして、それが逆に楽しみです。


発表の時間です。まずは、今日作ろうとした「手と腕」のイメージ図を貼り出します。

そして順番に今日の成果を披露していきます。

完成した人もいれば、上手に行かなかった人もいて、失敗しても何が上手くいかなかったかを説明してくれるので、次の成功に糧になります。

発表しながらみんなで質問をしあったりして、ワイワイ楽しく進んでいきます。「手と腕」と一言で言っても、それぞれの個性が出てきます。

発表が終わりました。新しくて面白いものには星印、何これ?意味不明というものには丸印をつけていきます。

どうして「意味不明なもの」にマークを付けるかというと、世に無い発明品は当初意味不明と言われることが多かったりします。そんな新規性のあるアイデアをすくいあげるため、意味不明なものに注目することは重要なのです。

一番多くの星印、丸印のついた作者にプレゼントの贈呈です。おめでとうございます。

今日は以上で終了です。皆様おつかれさまでしたー!


次回は、拡張企画ワークショップとして11月29日に「おっさんクマと音声とハグと私!」が開催。

現在格安で販売されている、しゃべるクマちゃんぬいぐるみ「ヒミツのクマちゃん」をみんなで改造してみるというものです。

興味のある方は、以下のFacebookページをご覧ください。応募も以下から受け付けていますよ。ワイワイ楽しみながら手を動かしたい人にオススメです。

 「おっさんクマと音声とハグと私!」(100円ロボット部拡張WS)- Facebook
 https://www.facebook.com/events/443264339190800/

ABOUT THE AUTHOR / 

北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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