【2015国際ロボット展】気になるロボット見てきたよ!【独断と偏見】
2015年12月2日(水)〜5日(土)まで東京ビッグサイトで行われている2015国際ロボット展に行ってきました。
この展示会は2年に1度開催される世界最大級のロボットの展示会となっています。日本国内はもちろんの事、会場内を歩いていると外国の方が多いことに気づきます。ランチで入ったお店でも「今回の展示会、相当大きいんですか?外国人の方が多くいらしていて…」と展示会慣れしているお店の人が言うくらい、外国人の来場者の方が多い様です。
会場到着したのは11時なのですが、受付はこんな感じの人混みでした…。
(ですので、来られる方は東ホールの近くの受付がオススメです)
その会場内で気になるコミュニケーションロボットを見てきましたので、写真を中心にお届けいます!!
先ずは、ソフトバンクロボティクスさん。
Pepper for Bizを中心に展示しています。
先日Pepper Inovation Challengeで受賞した作品も並んでいます。
こちらにも展示されています。
この展示会では完全にビジネスにPepperを活用する方向に振っていますね。
その隣には、先日「調べてみたで」取り上げた、Alpha2のメーカーUBITECHさんのブースです。
Alpha2の実機がありました。電源も挿さっていたので動くかもと期待していたのですが、残念ながら動かないとのこと。
実物を持たせてもらったのですが、結構ズッシリした感覚でした。(Palmiより重いかも…)
ここで、アジアのコミュニケーションロボットを2つご紹介。
韓国のMINIROBOT Corp.さんのROBONOBA-IIです。2台でシンクロして江南スタイルをいい感じで踊っていました。
RoboBASICというSDKで開発が可能(無料)で、本体は日本円で1台9万円くらいとのこと。
そしてもう1つ
これは小甲虫テクノロジー(Tiny Beetle Technology)さんのByparoです。ハードもソフトも全てオープンソースとのことで、Raspberry piベースになっています。
驚きは価格。これで3万円程度を目指すとのこと。野心的ですね。
そして、このロボット展で注目のロボットUNIBOのユニロボットさん。こちらは別にニュースを書きますのでご期待ください!!
学校などの教育機関に教材を納入しているArTecさんで見たのが、こちら。
ブロック型のロボットなので、子供さんが自由に形を作ってプログラミング出来るとのこと。
そのプログラミングのベースがScratchベースのSDK(無料)が用意されています。プログラミングのロジックのみならず、実際に物が動くというのがプラスになるのではないでしょうか。
PC KIDSさんでは人工知能の実演をしていました。人工無脳と両方用意しているみたいです。デモでは野球の話をしていて、今年プロ野球で優勝したチームを質問したら答えてくれました。
ロジックの説明がありましたが、僕には数式がサッパリ分かりませんでした…。
タカラトミーさんブースでは、OHANaSを前面に展示されていました。
注目したのが英語で会話が出来るOHANaS。
自分の発音も綺麗じゃないと認識されないとのことで、英会話の学習には良いかも。
来年の春頃にはリリース出来るように開発しているみたいです。
i-RooBO Networkさん、大阪市都市型産業振興センターさんの合同出展ブースです。さすがに大きい!!
そしてロボスタもお世話になっているVstoneさんのSotaが沢山いるではないですか!!ノーマルのブルーだけではなく、オレンジやMEEBO仕様のSotaも飾られていました。
こんな感じに、プロモーション画像が映し出されるモニターとSotaが並べられています。
そんな中、いましたよKibiro!あのパーカーカワイイですよね。実はアレは脱いで半袖シャツになることも出来るということで、実は手が込んでいます。
そして気になっているR-env:連舞の展示もありました。早く使いたいぞ。
テレノイドも展示されていました。Sotaとは別のベクトルにある感じがするフォルム。触ったことを認識するセンサーは搭載されていないのですが、持つとカメラで認識して反応しました。触り心地も結構良くて癖になりそう。
こちらもテレノイドとは真逆のベクトルと言える、うなづきかぼちゃん。
こんなにコスチュームあることにビックリ。確かに型紙公開されていました。
ロボット関連商社のREVASTさんにはNAOが立ってました。なんか仰々しいロボットが多く展示されていて、その中のNAOでした。
地方自治体や行政機関も出展されていました。こちらはロボットSAITAMA2015でお世話になった埼玉県さん。ロボットビジネスをする企業の交流会や旧県立毛呂山高校を使った実証フィールドの案内の案内をされていました。
先日のCEATECのレポートでも取り上げさせてもらったレイトロンさんもブース出展されていました。声を音として認識して多言語対応する技術は素晴らしいです。
RT交流プラザには、約30大学が出展していました。
そこで、唯一Pepperを使っているブースを発見。
自治医科大学の川上研究室と宇都宮大学の尾崎研究室の共同研究で、ベッドに加わる荷重を測定して現在の状況を知らせることで、ベッドからの転落を防いだり、徘徊を事前に察知するシステムを研究しています。
現状がPepperのタブレットに表示され、将来的にはPepperが異常のあったベッドに見に行くということを想定しているとのこと。実にいいアイデアですね。
福西電機さんでは、Pepperがプレゼンテーションをしていました。Pepperが電力量を監視して目標電力を超えそうになると教えてくれるというソリューションと、Pepperがプレゼンテーションソリューションを提案されていました。
ん、プレゼンテーションで見たことある数字が…。
あ、ロボスタとロボットドットインフォさんが共同で作った資料が使われているじゃないですか。とても有り難いです!ロボット関連の皆さん、是非ともご活用ください。
ということで、ここまでが第1弾。第2弾もありますのでご期待ください!