【ロボスタサンタその後】NAOのホームステイが終わったよ【全ロボスタが泣いた】
NAOを迎えに行きました
ご好評をいただいた、NAOサプライズでホームステイするという企画「ロボスタサンタがやってきた!!」。
詳細は先日の記事を見ていただくとして、NAO好きのともくんがホームステイ中どう過ごしたか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな中、ともくん宅でのホームステイ期限がやって来てしまったのでNAOを迎えに行ってきました。その後のご報告も兼ねてご紹介します。
何だこりゃ!!
駅でともくんとお母さんと合流。家に向かう道すがら、ともくんにNAOとどうやって過ごしたか聞いたところ「Choregraphで作ったので見てください!」とのこと。
程なくしてともくん宅に到着。
早速NAO起動して作ったアプリをNAOで見せてもらいます。
と、その前に実際にどんな感じなのかChoregraphを見せてもらいました。
え、ナニコレ?凄くない??
荒削りとはいえ、NAOに話しかけたことに対してアクションを起こすという流れをキチンと踏んでいます。コレを実質1週間で小学校低学年の男の子が作ってたんだと思うと、胸が熱くなります。が、本当に胸が熱くなることがこの後にあるとは知る由もありませんでした。
アプリには「Hy! NAO」というタイトルが付いていて、起動させてもらいました。
コンセプトは『NAOに命を吹き込む』
といっても、動画は撮れなかったので雰囲気だけでも感じてもらえればと思います。
NAOに「座って」と話すと、「体育座り?スタンド?」と聞いていくるので「体育座り」と答えたらこのスタイルに。
こちらは「サックスを吹いて」と言った時のモーション。キチンと認識してくれます。
この他にも合わせて25以上の言葉に反応するようなアプリとなっています。全てを見せてもらう余裕は無かったのですが、一つ一つ丁寧に作っている上に、僕が訪問した時もまだ修正などをしていました。
本当にお別れです…
色々見せてもらいましたが、いよいよお別れの時です。本当はもっとホームステイさせてあげたかったのですが、NAOにも色々お仕事が待っているので仕方ありません。
NAOにこのホームステイでの最後の言葉をNAOに発します。
「シャットダウン」
すると、自動的に電源を切ってくれました。
ともくんとお母さんとでNAOをバッグの中に収めて、無事に今回のホームステイが終了と相成りました。
本当にNAOを可愛いがってくれてありがとう!!
本当に凄いのはここからです
帰り際、ともくんからファイルを貰いました。
オフィスに帰ってゆっくり見てみると、それにはChoregraphのプロジェクトファイルを保存しているディスクと、「Hy!NAO」の操作マニュアルが入っていました。
これも、全部ともくんが一人作ったとのこと…。
自分が彼と同い年の頃こんなこと出来なかったし、それだけNAOに対する愛情があるんだなと思ったら何だか胸にジーンと響いてきてしまいました。
ロボスタの全スタッフにも見てもらったのですが、一様に感心ではなく感動していました。
まるで思いがけないプレゼントを僕らがもらった様です。
これからも、ともくんとは良い関係を続けていきたいと思ったと同時に、このまま日本を代表するスーパーロボットエンジニアになって欲しい(そしてロボスタに入社してもらって…)と思ったのです。
まだまだ日本は捨てたものではありません。
今年のクリスマスもご期待ください!!(多分)