【ロボットやろうぜ】ロボットスタートアップ事例研究シリーズ「イサナドットネット」【Vol.7】
老舗 イサナドットネット
『グロスぺ』と『ロボットパイオニアフォーラム』が共催している勉強会「ロボットやろうぜ!」も早いもので7回目。今年に入ってからは「ロボットスタートアップ事例研究シリーズ」と銘打ってやってきましたが、今回は有力Pepperデベロッパーでもある「イサナドットネット」さんです。
会場はいつもの渋谷区円山町のグローススペースです。
今回は、イサナドットネットさんが提供されているサービス「Citrus Rams」を使って、Pepperでサービ紹介のアプリを15分間でライブコーディングして完成を目指すという実験的なイベントです。
今までいくつもイベントは見てきましたが、時間を決めてライブコーディングをするというのはあまり見たことなかったので期待が膨らみます!
自己紹介〜会社紹介〜Citrus Ramsご紹介
先ずは主催者の羽田さんからご挨拶。
そして、会場の参加者全員の自己紹介でイベントスタートです。
今回メインでライブコーディングをしていただくのは、イサナドットネットの二口さん。果たして時間内に完成することは出来るのでしょうか?
「Citrus Rams」でコーディングを始める前に、代表の石谷さんからイサナドットネットさんのご紹介がありました。
設立が2001年ということで、今年で17年目なんですね!
先端の受託開発を数多く行っています。
Pepperに関しては初期からアプリの制作を行っています。
Citrus Ramsの説明はこちらの動画が詳しいですので、ご興味のある方はご覧ください。
コーディングスタート!
Citrus Ramsが何か分かったところで、いよいよライブコーディングの開始です。
先ずは必要な材料です。
ポイントはChromeブラウザとKeynoteで作った素材です!
これが実際の作業手順となります。
1〜4がCitrus Ramsが担当するところです。
今回の素材です。
会社紹介をPepperのタブレットで表示させて、声で説明させるという基本的なものとなっていて、各ページ毎に画面デザインとセリフが用意されています。
Keynoteで一番良い部分は簡単にPngへ変換出来る点とのこと。
Mac使いならば、デフォルトで入っているので良いですよ。
先ずはシーンを追加します。シーン=アプリというイメージです。
タブレットの初期設定をした後、画像を登録します。
Pepperに喋らせたいことを登録して、タブレットにタッチした際の設定を行います。
タッチする領域を決めます。
この辺りはKeynoteの設定を見ながら入力していきます。
そうこうしているうちに残り4分を切ってしまいました。
残りのページの設定は果たして間に合うのか??
各ページの設定を続けていきます。
が、無念のタイムアップ。
ここからは延長戦に突入です。
各ページの設定が終わったら、Pepperに設定する為のプロジェクトファイル名をダウンロードします。
Choregraph上で展開をして、アクセスキーとパスワードを設定します。
(黒で潰してあります)
問題がなければ、サーバからダウンロードされているのが分かるはずです。
そしてPepperのタブレットに会社説明が表示され、セリフを喋って、タッチすると決められた動作します。
実質ここまで約25分。
説明をしながらと、プロジェクターの画面が小さくて作業効率が悪かったので15分では完成できませんでしたが、簡易なアプリを作るのならば相当短時間で完成することが分かりました!!
おまけ
本当ならここで終わる筈なのですが、おまけが…。
何とこんなチートを教えてくれるのです。
どうもロボットとかに若く見られない人/見られたい人必見の企画です。
とは言えやることは単純。
たったこれだけ。お化粧とか一切必要ありません。
それも、殆どの顔認識エンジンに対応するとのこと。スゲー!!
ちなみに、これを実践した二口さんは実年齢より−10歳以上若く認識されました!
ポイントは
・目を大きく開く!
・口元をすぼめる
是非実践してみてください。
ということで、この後はいつもの様に懇親会に突入!登壇者・参加者間の親睦を深めていきました!!
次回の「ロボットやろうぜ」は3月8日(月)。
ハウステンボスにある「変なホテル」の設計担当した、東京大学生産技術研究所特任教授の原裕介先生をお招きします。
詳細などは、こちらです。Facebookで参加予定と表明して頂いて、当日会場までお越しください。