お店で「この商品についてもっと詳しく知りたい」と思ったことはないですか?
海外旅行に行った時なんて尚更です。商品のパッケージを見ただけでは、どんな商品かがよく解らず、レジのおじさんには怖くて聞けず、箱に向かって「に、日本語で頼みます!」と叫ぶこともしばしば。
さらに、外国で歯磨き粉だと思って買った商品が、実はゴム用接着剤だった、なんて経験すらあります。。。
観光で海外から日本を訪れるお客様もきっと同じですよね。そんなときに役立つPepperがいたのでご紹介します。
商品のパッケージに印刷されているバーコードをPepperに読み込ませると・・
なんとPepperが商品説明をしてくれます!
しかも商品説明の言語は、日本語/英語/中国語から選べます。
これは株式会社Payke(ペイク)が開発したロボアプリ「バーコード多言語案内」です。試験的にあの「ドンキホーテ」にも試験導入されたそうです。
面白がって試してみた人も含めて、ドンキホーテでは 5日間で1,000回も利用され、実際に購買率も上がったとのこと。
Pepperがいると面白そうだと人が集まり、更にバーコードをスキャンして感心し、結果「ついで買い」や「衝動買い」に繋がっていると、同社では分析しています。
外国人の方に商品情報を詳しく伝えられる利点は大きいでしょうし、「うちのスタッフは外国語ができないからなぁ」というお店の悩みも解消するかも。
他国語で商品情報を入力するのは大変そうですが、実際には機械翻訳で行っていて、主要な商品については同社スタッフがおかしな表現がないかを確認、校正して実戦投入しているとのことです。
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。