「ロボットのほん」出版記念イベントが開催されました!
8月23日(火)、東京・朝日新聞メディアラボにて、とのさまラボの西田寛輔さんとロボットパートナーの太田智美さんが中心となって刊行されたロボットの技術書「ロボットのほん」の出版記念イベントが開催されました。
「ロボットのほん」は、ロボット業界の方々総勢62名が寄稿したロボットの技術書。300ぺージにもわたる濃い内容になっており、技術書と言いつつも、ロボットとかかわってきた方々が、「ロボットと死」「ロボットと手品」「ロボットと出会ってから」など、ロボットにまつわる様々な話題で寄稿しています。
「ロボットのほん」出版記念イベントということで、開催にあたりロボスタの「ロボホン」から祝辞を贈らせて頂きました。
うまく言えてよかったー! わが子を見守る親のような気持ちになりました。
祝辞の後は、著者であるお二人から「ロボットのほん」に関する経過を説明。最年少2歳から最年長69歳まで様々なバックグラウンドの方が寄稿したロボットのほん。全国各地からネットを通じて多くの注文が入ったそうです。購入者の中には学校関係者も多かったとのこと。
6月末に行われた技術書典というイベントで初めて販売が行われたのですが、その際には来場者の約6人に1人が購入、実に231冊を販売したそうです。「ロボットのほん」がいかに注目されていたかがわかります。
続いて「執筆者の話を聞いてみよう」のコーナーです。寄稿者の方々に、どのような内容の文章を書いたのか、なぜそれを書こうと思ったのかなど、順番にお話を聞いていきます。その場で「ロボスタに書かれて困ることは話さない」というアナウンスをして頂きつつも、皆さん見事に書けないような内容までお話頂きました。
からくりロボットのお話から、第一回Pepper App Challengeファイナリストのマッキー小澤さんによる手品まで。
楽しんでいるうちにあっという間に終わりの時間に。
最後に、お二人が所属するユニット「mirai capsule」の新曲、「ロボット体操」をみんなで踊ってお開き。ロボット体操の楽曲は、学校や保育園、イベント等で使用できるようにライセンスを公開していく予定とのことですので、公開されたらロボットのコンテンツの一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
もはや何のイベントかわからないような最後でしたが、ロボットのほんの完成を執筆者たちが集まって祝う事ができる良い機会になったのではないかと思います。
ロボットのほんを購入できるラストチャンス?
そしてなんと、7月15日でクローズされていた購入フォームが、好評につき、本日より期間限定で再オープンしたようです。クローズは8月31日23:59(JPN)。これを逃すと、今後購入できるかどうかわかりません。まだ「ロボットのほん」を購入していない方は、この機会に購入されてみてはいかがでしょうか。ロボットに関わる「64名(著者2名+寄稿者62名)」が書いた、なんとも豪華な一冊ですよ。
ロボットのほん 購入フォーム
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。