MashupAwards2016入選作からロボット関連をまとめてみました
2016年12月17日に開催されたFESTA 2016 By MashupAwardsをもって入選作が決定し、今年のMashupAwards2016の全日程が終了しました。
そんな今年の入選作の中からロボットに関する作品を紹介します。
For Pro 優秀賞
スリー・D・ペッパー by 圧倒的挑戦(USE)
Pepperコラボ賞 by ソフトバンクロボティクス株式会社
フードコート Pepper by チーム MOMONGA
受賞理由
フードコード内の人材不足課題に着目し、Pepperとのコミュニケーションを様々なAPIを活用し課題を解決するところを評価しました。特に複数台のPepperを活かした活用方法には独創性、実用性、先進性を感じました。将来このようなフードコートがでてくることを期待できる作品です。
つなぐ&つくる賞 by 株式会社アプレッソ
BarSotaby team BarSota
受賞理由
APIの統合とサービスの拡張にDataSpiderを活用いただけたこと、そしてなによりサービスの完成度、プレゼン資料もわかりやすく読むだけで楽しくなれるところを評価させていただきました。ご利用ありがとうございました!
ソフトバンクロボティクス賞
KODOMO銀行 by マッシュ&ルーム
受賞理由
若年層が銀行との接点が少ないという潜在的な課題に着目し、Pepperとゲーム要素を掛け合わせた新しい銀行の業務形態を提案している点を評価しました。銀行を身近な場所にしてくれるソリューションとして独創性、実現性の高い作品であり、機能面でもPepperの弱点をスマホで補填し、将来的に金融資産とデータ連携することでPepperの活用も促進できる優秀な作品だと思われます。
オートデスク賞
スリー・D・ペッパー by 圧倒的挑戦(USE)
受賞理由
建設業向けに開発された Reality Capture API をペッパーで利用することで、エンターテイメント性を持たせることに成功しています。ベータ版ということで技術的なハードルも存在しましたが、最後まであきらめずにストーリー化していただいたことに感謝しています。
HOYAサービス賞
ロボットとともに登壇することで発表者の発言負担軽減を図るIoT指向プレゼンテーションシステム by らぴろさんちーむ
受賞理由
音声合成でロボットに会話させるところから、ロボット同士、ロボットと人という掛け合いが非常に面白い作品でした。先々はロボットの会話だけでプレ電テーションが成り立つのでは?という想像もでき、先々の発展も期待し選出させていただきました。
日本IBM賞
また会いに行きたくなるビアサーバー with RoBoHoN by ぴざやんず
受賞理由
IBM Bluemix IoTとRoBoHoNのマッシュアップで、ビールをより楽しむことができる作品だと思います。これからも様々な分野でBluemix IoTが活用され、みんなが楽しむことができる作品が生まれることを期待しています
以上です。
ロボットを使った色々な作品を見ることが出来たMashupAwards2016。ロボット活用の新たな可能性を見ることが出来ました。来年はどんな作品が出てくるのか楽しみです。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。