リテールテックJAPANに行ってきました その1
リテールテックJAPAN(東京ビッグサイト:3月7日〜10日)での様々な展示を見てきました。個人的に気になったものを紹介していきたいと思います。
リテールテックJAPAN
NEC
インバウンド対応POS
ロボット型インターフェイスのPaPeRo iが日英中の三ヶ国語で対応をしてくれるというものです。
レジの横にある読み取り機にパスポートをかざすとどの国の人かを識別し、その国の言葉でPaPeRo iが会計の対応をしてくれるというもの。こちらは参考出展です。
画像認識POS
商品そのものをかざし、画像を認識してPOSデータを呼び出すというものです。バーコードがつけられないような商品で実力を発揮するそうです。こちらは参考出展です。
AI・AR店舗業務支援
AIとARを活用した店舗業務支援です。会場ではコンビニに設定されているコーヒーメーカーにトラブルが起こったケースが展示されていました。
トラブルが起こった時、まずはタブレットでヘルプBOTに質問をします。やり取りをしていき原因が判明した後は、タブレットカメラ経由でコーヒーメーカーを撮影。するとARでどこをどうすればよいかの指示をしてくれます。
これを活用すると、慣れていない機械のトラブル対応もタブレットとのやり取りで対応することができそうと思いました。こちらは参考出展です。
KDDI
展示デモンストレーションは、擬似的なアイスクリームショップです。大型ディスプレイにはそれぞれの商品があり、卵型ロボットのTAPIAは接客をしてくれます。
TAPIAが音声の受け答えを行い、大型ディスプレイで購入ボタンを押すと買うことができます。購入の際のアクションはレジ横や天井に設置されているアクションで情報を収集しています。
AIDMA SEARCHと呼ばれる購買プロセス評価システムでは、店舗以内の商品に対してどれだけの人が関心を持ったかの関心度をデータベース化し、売り場や商品の持つポテンシャルを可視化して評価することができます。
シャープ
シャープのブースではロボホン君がお仕事してましたよ。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。