【Amazon Alexaスキル】「Translate」で本当に70の言語の翻訳が出来るのか?

唯一の「Translators」カテゴリの登録スキル

色々Alexa Skillをご紹介していますが、やっぱり悩むのは言葉の壁。「あぁ、マジメに授業聞いてれば良かった」とか「あぁ、あの時ニュージーランドに留学していればよかった」とか「あぁ、基礎英語をやる機会をまた逃した」とか後悔ばかりが浮かんできます。

Alexa Skillには様々なカテゴリが用意されていますが、その中に「Translators(日本語訳:翻訳者)」というカテゴリが存在します。が、この記事を執筆現在、そのカテゴリに登録されてのはたったの1つ。今回はこの唯一のスキルがどれだけのものか見ていきたいと思います。

※「Amazon Echo」や「Google Home」等のデバイスは技術適合証明(技適)を取得していない、若しくは取得したマークが本体に表示されていませんので日本国内では使用することは出来ません。その為、スキルの確認に関してはロボスタ社内で作成した技適取得が不要の機器(自作Amazon Echo自作Google Home)上で、行っていますので、実際とは動きが異なる可能性があります。




何と70ヶ国語対応!

説明を読むと70ヶ国語に対応しているとのこと。期待出来るのですが、何故か評価が芳しくないのです…。


英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、中国語から始まり、日本語にも対応。果てはズールー語やヨルバ語など普段の生活では全く聞いたことも無い言葉への翻訳にも対応しています!

「Alexa Open Translate」でこのスキルを呼び出して、翻訳したい言葉と翻訳先の言語を英語で指定すればOKです。例えば「I love you」を日本語に訳したい時は「I love you in Japanese」と伝えれば「愛しています」と返ってきます。

もちろん「愛しています in Chinese」とすると中国語に訳していくれる(筈)です。何故に「筈」かというと、英語で「I love you」を中国語に訳したときと、日本語で「愛してます」を中国語に訳した時に全く違う言葉が返ってきてしまいました。

また、評価欄を見てみると翻訳が出来ないというのが殆ど。確かに使ってみても上手く通るときと通らない時がありました。通らない時も、そもそも翻訳して欲しい元の言葉を理解していないと思われる場合と、恐らく理解をしてサーバに渡した後「I’am sorry but I’m able to translate to at the language at this time」と返してくることがありました。もしかしたら、使いすぎて制限がかかってしまって翻訳が出来ないのかも知れません。

このスキルを作っている「emergemedia」社は翻訳サービスをWeb上で提供しているようなので、自社のオリジナルの翻訳エンジンかも知れません。

翻訳は最も使われる可能性の高いスキルのジャンルの1つだと思います。是非精度が上がって、英語の勉強から解放される日を指折数えて待っています!!

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ぱっぺー☆あさひ

衛星放送、インターネットなど時代の先端の端っこにいて、今はロボット業界に身を置いています。 ロボットスタートでは広告営業をメインにしていますが、ロボティクススーツを着ることでロボット型人間『ぱっぺー』に。 近頃頑張っているアイドルを見ると泣いてしまう。「HKT48」を推しつつも「NGT48」「=LOVE」が気になっています。最近は取材の予習で聴いた「夢みるアドレセンス」の楽曲の良さに驚く。 長年の夢だったTBSラジオデビューを果たしました。 誕生日の夜は今年も一人かも知れないと不安しかありません。

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