9月5日、デジタルハリウッドSTUDIO渋谷で「VUI/UX講座〜Alexaスキル編〜」の第3回目のライブ授業が開催されました。
今回は、面白法人カヤックの君塚史高さんから「面白いスキルのつくりかた」の講義です。
面白法人カヤックについて
君塚さんの所属する面白法人カヤックは、「つくる人を増やす」を経営理念とした会社です。
面白法人らしい制度として、毎月の給料の一部をサイコロを振って決める「サイコロ給」などがあります。
「つくる人を増やす」には「誰かの人生を面白くしよう」という想いも込められています。
君塚さんについて
君塚さんは、ピカチュウと会話できるAlexaスキル「ピカチュウトーク」の開発をされました。
君塚さんは今のスマートスピーカーのスキルの状況を、様々なアプリがリリースされたiPhoneが出た頃の風景と重ねました。
iPhoneが登場した当初、日本では流行らないという声も少なくありませんでした。その後のiPhoneの普及速度は言うまでもありません。スマートスピーカーも「日本人は声シャイだからで音声入力は流行らない」と今は言われていますが、技術的な観点からすると流行らないと言い切れません。
iPhone黎明期にiOSアプリの制作をされていた君塚さんから、現在黎明期と言えるスマートスピーカーで今狙うべきスキルを伝授していただきました。
面白いスキルをつくるメソッドを大公開
「面白いスキルを作る」には、「面白いとは何か」について知ることが必要です。そこで、授業では以下の4つのポイントを順を追って講義が行われました。
2.「面白い」とはどういうことか
3.面白いスキルをつくる方法
4.面白いスキルをつくるメソッド
残念ながら授業内容の詳細は記事で書くことが出来ませんが、「面白い」をどういう風に捉えるといいかを一つ一つ丁寧に説明していただいて、目からウロコがぼろぼろと落ちる内容でした。
講義を受けた後、演習として「面白いおみくじスキル」のアイデアをみんなで考えてみたところ、教えてくれたメソッドに沿って考えることで、一定量の面白さのあるアイデアを考えられるようになったのにビックリしました。
次回以降のライブ授業の予定は以下の通りです。
9月19日 19:30~21:30 株式会社TOKAIコミュニケーションズ
それぞれの講義の様子はロボスタでレポート予定です。お楽しみに。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。