ATOMが観光案内!? ハイブリッドシステムをリユースした次世代対応型モビリティを取材してきた!
ロボットエバンジェリストの西田です。わーわー。
現在開催中の、地方創生EXPO 2019に、ATOMが展示されているということで、取材してきました!
地方創生EXPO 2019って?
東京の幕張メッセで開催されている「地方創生EXPO 2019」とは、どんなイベントなんでしょうか?
近年、地方創生関連予算をより有効的に使うための計画や企画を見つけたいと考える自治体が急増しています。
本展には、観光・集客サービスの支援、地域産業や企業支援、住みたくなるまちづくりのためのサービス、福祉・医療サービスが一堂に出展。全国の地方創生に関わる自治体が来場し、地方創生に向けた具体的なサービス導入・検討の場となります。
公式ホームページより引用
ということで、全国の地方創生に関わる自治体に向けたサービスなどを展示しているイベントです。今回は、このイベントにお邪魔しました。
ATOMがいるのは、「ハイブリッドシステムをリユースした次世代対応型モビリティ」のブース。展示されているのは、プリウスの部品を再利用(リユース)して制作された電動カートで、定員は5名、時速19Kmの速度で公道を走ることが出来ます。
今回のATOMは、タブレットと一緒に可動します。タブレット内臓のGPSを利用してカートの位置を把握、状況に応じたコンテンツを提供できるのが魅力です。
ATOMが活躍するのは、大きく分けて2種類。「地域密着型コンテンツ」と「観光案内型コンテンツ」です。地域密着型コンテンツは、お年寄りなど、地元の方が気軽に移動する手段として利用されることを想定したコンテンツです。毎日の特売情報や、イベント情報、大型商業施設の情報などをATOMが教えてくれます。
観光案内型コンテンツは、観光客の方が観光地を移動する手段として利用されることを想定したコンテンツです。観光案内のほか、グルメスポットの案内、イベントや名所の案内などをATOMが行います。
こうしたコンテンツは、一般のATOMには搭載されず、導入した地域によってカスタマイズをする予定とのこと。自分のATOMを観光地に持っていっても、こうしたサービスは受けられないようです。
西田めも
ちなみに、今回のタブレットアプリのように、自作のプログラムからATOMを操作するためのSDKについては、現時点では公開予定がないとのことでした。
実際に、デモアプリをつかって案内をしてもらいました! ぜひ御覧ください!
カートに乗りながら、こんな風に案内をしてもらえるのは楽しそうです。
今後の展開ですが、これから実証実験を開始するとのことなので、実際に街で見かけるには時間がかかりそうな感じでした。観光地にあったら乗ってみたいですね! ATOMは子どもたちに人気なので、保育園のお迎えとかにも良さそうです。
せっかくなので他のブースも!
せっかくきたので、他のブースのロボットも見てきました! 同じ会場で「スポーツ ビジネス 産業展」や、「ライブ・エンターテインメントEXPO」、「イベント総合EXPO」もやっていたので、全部は回りきれてないのですが、紹介したいと思います!
いろいろなロボットが活用されていました! ロボットが地域創生に活躍する日も近いかもしれませんね!
最後に、ビッグクラッピーの歌う様子を御覧ください!
2曲目がカワイイですよね! わーわー