Naoを純正ケースに入れる時の注意点
Naoを純正ケースに入れる時、慣れていないと以外と戸惑ってしまいます。何回か試してみて、コツをつかんできたので、皆様との共有のために記事を書いてみました。
純正ケースです。
開けてみると空っぽですが、まず最初に発泡スチロールのケースにNaoを入れて、それを純正ケースに入れる形となります。
発泡スチロールにNaoを入れるとこうなります。
以下の点を意識しながら入れていくとやりやすいです。
・最初に足の裏、次に頭、そして肩から腕の順番がやりやすいです。
・Naoを入れた後、全てが収まっているかを力の加減を見ながら上から押してください。
(ここで力強くNaoを押しすぎると破損の原因になるので注意)
・腕の位置は写真の黄色い矢印のようしてください。この形にしないと発泡スチロールの蓋が閉まりません。
(もし、無理に発泡スチロールの蓋を閉めると指が破損する原因となります)
発泡スチロールに入れた後、純正ケースに収納します。ケースの底をみると隅に突起があるので、その突起と突起の間に発泡スチロールを設置します。(写真の黄色のように入れてください)
この入れ方をすると、無事純正ケースの蓋を閉めることができます。正しい入れ方をしないと、蓋を閉めようとしても閉まりません。ここで力任せに閉めてしまうとNaoの破損の原因となります。
最後に。
Naoを稼働させた後に収納しようとすると、指が突っ張ったまま電源が切れているケースがあります。この場合は、電源を切る前にChoregrapheでスリープ状態にして、そこからNaoの電源を切ると指が緩んで電源OFFとなります。
指を突っ張ったまま電源を切り、ケースに収納させると指の破損の原因となりますので、ご注意を。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。