【総力特集】「PALRO」と「Palmi」兄弟ロボット徹底比較! その2 〜スペック比較〜
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前回では「開封の儀」としてロボットスタートに届いた「PALRO(パルロ)」と「Palmi(パルミー)」を箱から出す模様をお伝えしました。今回は兄弟ロボットのハードスペックの違いなどをレポートしたいと思います。
先ずは2台のカタログスペックから。
センサーや駆動装置、CPUなど細かい点で異なっているのがわかります。
本体の大きさはほぼ同じです。でも実際はどの位のイメージか?比較対象があった方がいいと思い、ロボットスタートにあるNAOと500mlのペットボトルと並べてみました。500mlのペットボトル2本弱といったところでしょうか。NAOと比べたら実にコンパクト。少しはサイズ感も分かっていただけたのではないでしょうか?
正面から見ると、やはり顔や腕など細かいところが違っているのもわかります。また、腕に関して言えば「Palmi」の方が関節が増えています。
後ろを向けて並べるとこんな感じに。どっちが「PALRO」でどっちが「Palmi」か一目瞭然。
「PALRO」はバッテリースイッチとUSBミニポート、電源のジャックのみとシンプルな構成となっています。
「Palmi」はロゴなどが入っていたり、無線LANに接続する際のWPSボタンやボリュームなどのスイッチ類がまとめられています。また、後ろに倒れた場合ショックを吸収するプロテクターのデザインや、通風口のデザインも異なっています。
もう一つ特徴的なのが、足の部分。
「PALRO」と異なり「Palmi」にはつま先にセンサーが付いています。これで障害物を検知するとのことです。両方とも足の裏自体がセンサーになっていて、段差や障害物を感知できるとのこと。
地味ですが足の付根部分も違います。
開発元の富士ソフトさんに他に相違点などをお聞きしたところ、「PALRO」のサーボは市販品、「Palmi」は専用のサーボはとのことです。また「PALRO」の耐久性に関しては、1日16時間(うちダンスを数回踊る)稼働させて2年間は持つように設計されているとのことです。
長くなってしまいましたが、いよいよ次回は電源を入れてネットへの接続周りを中心にお伝えしたいと思っています。