東芝から2016年度中に販売されると噂の「アプリプチ (ApriPetit)」を見てきました!
東芝から2016年度中に販売されると噂されているインターフェースロボット「アプリプチ(ApriPetit)」。2012年に同社によって開発されたこちらのロボットがお台場のアクアシティにて展示されているということで早速見てきました。
お台場アクアシティのウエストゲート入口すぐにある観光案内所。そこに、東芝らが開発をおこなったコミュニケーションアンドロイド「地平ジュンこ」と共に「アプリプチ」がいます。
地平ジュンこさんも気になってしまいますが、今度また改めて触れるとして、今回はアプリプチのご紹介です。
アプリプチの機能
東芝のサイトによれば、アプリプチは「片手で持ち運び可能なサイズのインタフェースロボット」。見守り・注意喚起をおこなう目的で開発されたため、どこでも役割を果たすことができるようにと、小型化とバッテリー駆動を実現しています。
サイズは105mm × 100mm × 150mmの手のひらサイズ。出目金のような目玉が印象的です。話しかけたときにうなずいたり首を横に振ったりする仕草がとても可愛らしいです。
可動部は頭と台座。頭は首を左右に回したり、上下に動かすことができます。台座は左右に回転します。表情は変わっていないにもかかわらず、首を振ったりするだけで感情が伝わってきます。
アクアシティに展示中のアプリプチは音声認識ができて発話はできないようでしたが、無線LANを介して音声処理サーバにつなげば対話も可能になるようです。
東芝のサイトによれば「今後は、家庭での高齢者や子どもの見守り、家電機器とのインタフェース、及び公共施設や店舗での案内や監視などの応用を考え、実用化を進めます」とのこと。2016年度中の販売が見込まれているということですので、近々情報が発信されていくかもしれません。ロボスタでは今後もアプリプチの情報を発信していきますので乞うご期待ください。
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。