unibo(ユニボ)のパンフをじっくり読んでみました。
先日uniboを見に行った時にハンドサイズの公式パンフレットをいただいたので、じっくりと読んでみました。
uniboは、持ち主と会話を重ねることで人間の個性を学習し、成長していくロボットです。具体的にどのように活用できるか、代表的なものを紹介します。
■uniboの活用例
・家庭の執事役
家族みんなの出来事を毎日記憶して、いつでも思い出にアクセスできます。明日の予定も把握してサポートしてくれます。
・レシピの提案
献立を毎日考えるのは大変です。そこで健康状態や気分に合わせておすすめレシピを提案してくれます。先日、uniboがテレビに出た時には人間とのレシピ対決を行い、uniboが勝利しました。(参考:『ニッポンが創る、驚異の人工知能』に登場した「unibo(ユニボ)」を観ました)
・コミュニケーション
uniboは喜怒哀楽を推測する感情認識機能を備えています。人間の感情を察知し、例えば悲しい時には、励ましの言葉をかけて優しい音楽をかける、といったこともしてくれます。
・写真、動画撮影
高度な顔認識技術を備えているuniboは家族の顔を記憶します。最適なフレームとタイミングで撮影をし、写真の保存・管理もuniboに話しかけて行えます。
・学習アプリでお勉強
uniboに「ひらがなの勉強をしたい」と言えば、顔の画面でアプリが起動します。現在「ひらがな覚えよう!国語海賊」が用意されています。他のアプリケーションも今後登場予定です。
■uniboのカスタマイズ
ロボットの「顔(画面)」と「声」は、好きなデザインを選んで自分だけのuniboにすることができます。また、家族や友達の声を収録して使うことも可能です。
音声部分は、様々なロボットへの導入実績のある、株式会社エーアイ製です。
■価格と発売予定
現在、2016年7月に先行発売を予定しており、価格は10万円前後となるそうです。
unibo公式ホームページ内の「ファン登録ページ」から登録を行うと、最新ニュースや先行予約発売情報が優先的に手に入るそうです。気になる方は登録を。
http://www.unirobot.com/fan/
■最後に
uniboのコンセプトは「家族間の交流の促進や生活を支援するために生まれた、次世代型のソーシャルロボット」。
家庭にuniboが来てもらうことで、一人づつの個性を認識して、その人にあった会話や意思決定の支援が行える、真のパートナーの役割を担うことができるでしょう。
一人一人の趣味・嗜好・生活習慣を学習し、人工知能(AI)により本人も気づいてないようなことを提案されたり、と言ったこともあるかもしれませんよ。
(以上は、現状入手したunibo公式パンフレット内容の記事となります。発売の際には上記とは異なる場合もございますので、その点ご注意ください)
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。