誰か日本に「TITAN THE ROBOT」を呼んでくれ! 世界中で大人気なイギリスのエンタメロボット
世界で大活躍のエンターテイメントロボット「TITAN THE ROBOT(タイタン・ザ・ロボット)」をご存知でしょうか?
公式ページを見ると、「TITAN THE ROBOT」の拠点があるイギリスが活動の中心ですが、その他にもヨーロッパ各国や、アラブ首長国連邦、ベトナム、南アフリカなど、世界中で活躍しています。今月も「F1」や「Euro2016」などの世界的なスポーツイベントにも招待されるほど。しかし、これまでに来日したという情報や来日予定は見つかりませんでした…。
「早く日本にも来て欲しいなぁ」「誰か招待してくれないかなぁ」という願いを込めて、今回は「TITAN THE ROBOT」をご紹介します。
「TITAN THE ROBOT」は、イギリスに本社を置く「Cyberstein Robots Ltd」のロボットです。2004年に初号機が開発されました。
起動します。
歌います。
老夫婦とも会話します。
そこそこ笑いを取ります。
TITAN THE ROBOTの凄さは、こちらの動画からご確認ください。
初めてご覧になる方は「こんなすごいロボットがいるなんて…」と驚いたかもしれませんが、実は残念ながら「TITAN THE ROBOT」の中には人間が入っています。なので正確にはロボットスーツと呼んだ方が良いかもしれません。
高さは2.4mなので、胸のあたりに人の顔があります。中からコントローラーパネルで操作ができるほか、動くと危険だと判断した場合には外部からの遠隔操作によって緊急停止することもできます。また、中に入っている操縦者が喋れば、ボイスチェンジャーによって「TITAN THE ROBOT」の声に変換されるため、あたかも会話しているかのような印象を与えることができます。指の動きとか、頷きとかは操縦ではなさそうですよね。この辺りは動きに合わせて、モーションが自動制御されているのかもしれません。動きに連動するモーター音が素晴らしい。
「TITAN THE ROBOT」は、過去にはジャッキー・チェンさんと共演したり、有名歌手のライブに参加したり、テレビにも出演していたりとエンタメロボットとして大活躍。日本に来たら絶対に取材に行きますので、イベント会社さんやハウステンボスさん、「TITAN THE ROBOT」をぜひ日本へ!
でも中に入る方が英国人だったら、日本語喋れないのかな? もしそうだとしても、きっと話題を呼びますよね。
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。