Jibo SDKが一般公開されたので試してみました。

皆さんこんにちは。ロボットスタートのやまうちです。

日本ではローカライズされたモデルが発売されると噂のJiboですが、SDKが一般公開されたようなので、早速試してみました。

(実はJibo SDK自体は以前からダウンロード出来たのですが、シリアルコードを持っていないと使うことが出来なかったのです。。。)

それでは早速Jibo SDKのインストール〜hello worldまでを試してみましょう。

Jiboの開発環境は、エンジニアにはお馴染みのGitHubが開発をしているオープンソースのエディタソフト「Atom」にプラグインを追加する形式です。

Atom自体、非常に使いやすく、拡張性が高いので、愛用エンジニア急上昇中の話題のエディタソフトです。(僕も普段から使っています。)

先ずはAtomをインストールしましょう。

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関連サイト
Atom

Atomのインストールが終わったら、Macの場合、node.jsと、Xcode command line tools をインストールします。

Windowsの場合は、Git Shell、Node.js、iTunes または Bonjour、Visual Studio Community 2015のインストールが必要です。

詳しくは Jibo SDKのInstallation項目を確認してみてください。

関連サイト
Jibo SDK Installation

続いて、AtomにJibo SDKのパッケージをインストールします。

Atomを起動して、[Atom > Preference]より、設定画面(Settings)を表示します。

スクリーンショット 2016-08-19 15.01.01

設定画面の+installメニューを開くと、パッケージの検索画面が表示されます。
検索フィールドにJibo入力しEnterを押して検索してみましょう。

すると、Jibo SDKが表示されますので、installをクリックします。

スクリーンショット 2016-08-19 15.02.12

インストールが完了すると、上部にJiboメニューが表示されます。

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これでJibo SDKのインストールは完了です。
Jibo SDKを利用するには、JiboのDeveloper登録を行い、SDKのアクティベーション作業が必要です。

Atomのメニューバーの最後に、Jiboメニューが追加されていますので、Jiboメニューのログインをクリックします。

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すると、ログイン画面が表示されますので、こちらから、ログインします。
(登録が済んでいない場合は新規登録を行います。)

続いて、Jibo SDKのhello worldを試してみましょう。

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関連サイト
Jibo SDK – hello world

まずは、上部のアプリケーションメニュー[jibo > new-project]を選択します。
[New jibo skill]画面が表示されるので、packagenameフィールドにhello-worldと入力しGenerateをクリックします。

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すると、Dependenciesのインストールが始まります。
(少し時間がかかりますが、焦らず待ちましょう。)

スクリーンショット 2016-08-19 14.39.44

全て完了すると、左側のツリービューにプロジェクトファイルが表示されます。

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ツリービューから[behaviors > main.bt]を選択します。
すると、右側のpaneにビヘイビアの登録画面が表示されます。

スクリーンショット 2016-08-19 15.32.56

サンプルとして、PlayAnimationと、PlayAudioが登録されていますので、右クリックしてDeleteを選択します。
続いて新しいビヘイビアを2つ追加します。
[1.Sequence]と記載された部分を右クリックし[Add Child]を選択します。

スクリーンショット 2016-08-19 15.37.28

[Choose Behavior]画面が表示されますので、リスト項目より[Text to Speech]を選択し、Chooseをクリックします。

スクリーンショット 2016-08-19 15.38.51

追加した[Text to Speech]項目を右クリックして、[Add Sibling Bellow]を選択します。

スクリーンショット 2016-08-19 15.44.40

すると、先ほどと同じように[Choose Behavior]画面が表示されますので、[Play Animation]を選択します。
PlayAnimationの項目は、[Behavior Arguments]paneにてアニメーションファイルを選択できます。
初期状態ではnullとなっておりますので、[…]ボタンをクリックして、アニメーションファイルを選択します。

スクリーンショット 2016-08-19 15.48.27

Animationの一番上に表示されている[greeting.keys]を選択し、chooseボタンをクリックします。

これで、Helloと言いながら、greetingアニメーションを実行するアプリが出来ました。
早速実行してみましょう!
JiboSDKロゴ横の再生ボタンをクリックするとバーチャルロボット画面が表示されます。

スクリーンショット 2016-08-19 15.51.26

スクリーンショット 2016-08-19 15.52.44

あれ、、、目玉しか表示されません。。。

目玉しか表示されない場合は[2D View]が選択されていますので、メニューバーの[View > 3D View]を選択します。

これで、Jibo全体が表示されるようになりました!

スクリーンショット 2016-08-19 15.54.32

左側にバーチャルロボット、右側にはチャット形式で喋った内容が表示されます。「Hello」と表示されていますので、このプログラムを実機で実行すると、Jiboが「Hello」と挨拶をしてくれます。

とても簡単にアプリケーションが作成できることが分かりました。
アニメーションなどもオリジナルのものを作れるみたいなので、これから色々な事に挑戦してみようと思います。

皆さんもぜひ、この週末はJibo SDKを試してみてはいかかでしょうか。

関連サイト
Jibo SDK

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やまうちひろみつ

1989年生まれ。10代より数多くのWebサービスを企画・運営。ソーシャルコミュニティーサービスの開発/運営をはじめ、企画、デザイン、開発までフルスタックでのウェブアプリケーションの提供を行う。2015年よりロボットアプリケーション開発へ参入。豊富なWebプラットフォームへの知見を生かし、「Web X Robot」をスローガンに、Webサービスの新たなクライアントプラットフォームとして、ロボットの可能性を追求中。ロボットアプリケーション開発のアーリーアダプターとして、各地でロボットアプリケーション開発の紹介等行う。PepperAppChallengeファイナリスト。書籍「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」にてPepperのエヴァンジェリストとして紹介される。

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