Pepper at BEAMS JAPAN HACK 2016に行ってきました その1
8月27日、28日の2日間で「Pepper at BEAMS JAPAN HACK 2016」が開催されました。
今回は「伝統からスタンダード、サブカルチャーまで誇れる惚れる日本」をテーマに新宿に展開するショップBEAMS JAPANで稼働する、新しいPepperのサービスを作るハッカソンです。
ハッカソンの進行役は、ドットスタジオのびすけさんです。
審査の基準は以下の3点。
・ビームスジャパンに特化しているか
・実現性-デモとしての完成度
・アイデア性-Pepperらしさ、ファッション性など
1日目はインプットタイムからスタートです。
ソフトバンクロボティクス株式会社 猿田晋也氏からは「良いPepperアプリを作るTips」です。
良いPepperアプリを作るためには4つのステップで考えてみてみましょう。
step1.要件定義
課題を認識した上でゴール設定をしてみましょう。今回のハッカソンでは実際の店舗見学に行くので、Pepperが設置されるであろう店舗環境の調査をしたり、店員さんの意見を聞いてみるのもいいかもしれません。
step2.アイデア
Pepperといろいろな技術を連携させてみたり、ユースケースを知ってみたり。別の切り口では「Pepperでアレを実現」や「世界初!ロボットで〜」のような考え方をしてみると、いいアイデアが生まれるかもしれません。
step3.UXデザイン
Pepperのアプリ制作ではUXデザインが肝となります。キャラクター・シナリオ・発話イントネーション・ジェスチャーの他に、意外性をスパイスとして入れると目をひくロボアプリになります。
step4.磨き上げ
完成したロボアプリを更に磨いてみましょう。その際には、Pepperらしさ、インタラクティブ性を意識してみましょう。イレギュラー耐性、継続性なども考慮するといいと思います。
続いて、BEAMS JAPANスタッフ 太田ゆり氏から「BEAMS JAPAN」に関するインプットタイムです。
その後、チームビルディング〜アイデアタイム〜昼食と続き、実際のBEAMS JAPAN店舗への視察を行います。店舗に足を運んでみると、どういうPepperアプリを作ろうかといったアイデアが膨らんできます。
そして、2日目の発表に向けてロボアプリ制作に入ります。
今回のハッカソンに参加した方には、この特製Tシャツがプレゼントされました。これを着るだけでPepperになれちゃうかも?
2日目に続きます。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。