IBM Cloud Community 勉強会 – クラウドとIoTに行ってきました その2
8月30日、日本 SoftLayerユーザー会、日本Bluemixユーザー会によるIBM Cloud Community 勉強会がソフトバンク本社で開催されました。
勉強会の説明はこちら。
今回のテーマは、「IoT的な!」。 今回の勉強会では、IBMクラウドやIoT的な話をユーザーのみなさんより、IBMクラウドとIoTの活用方法について話をいただく予定です。 なお、スペシャルセッションでは、エンジニアのプログラミング知識を共有するブログサービス「Qiita」の話やロボティクスの話が予定されています。
IBMクラウドはもちろん、今「旬」のテクノロジーに興味がある方、是非ご参加ください。
今回のレポートは「その2」になります。その1は以下からご覧ください。
1. Qiitaの作り方 〜Incrementsのチーム開発とプロダクトマネージメント〜Increments株式会社 及川卓也さん)
2. 最新の SoftLayer情報と、IoTで使われている事例紹介(日本IBM 伊佐治一彦さん)
3. HaLake Kit、クラウド(SoftLayer・Bluemix)でIoT実例(ニャンパス株式会社 登尾徳誠さん)
4. ハッカソンでIBM Bluemix × Pepperに挑戦してみた話(株式会社VSN 松本新平さん)
5. IoTとクラウドセキュリティ-SoftLayer(三井物産セキュアディレクション株式会社 佐々木博さん)
6. littleBitsやWio NodeなどデバイスをNode-REDでBluemixにつなげてIoTする話(ワンフットシーバス 田中正吾さん)
Qiitaの作り方 〜Incrementsのチーム開発とプロダクトマネージメント〜
Increments株式会社 及川卓也さんからは「Qiitaの作り方」というテーマで講演が行われました。
Increments株式会社は、主にプログラマのための技術情報共有サービス「Qiita」の運営を行っています。Qiitaは、知見を共有しスキルを高めることができる、プログラミングに特化したオープンな情報共有コミュニティです。
ロボットスタートも「Qiita」でロボットに関する情報共有を行っています。
robotstart – Qiita
Increments社で大切にしていることは4つあります。
・情報共有で属人性を減らす
・重要な価値に集中する
・HRTを大切にしたコミュニケーション
自動化について
開発フローの自動化はもちろん、Slackで高機能Botを活用したり、某勤怠管理システムをHackして自動化&省力化も行ったことがあるそうです。
情報共有について
slackと自社サービスのQiita:Teamを上手に使い分けています。slackではチャットを通じてハイコンテキストな環境を作り出し、Qiita:Teamでは暗黙知を形式知として書き出して活用をしています。
重要な価値に集中する
Increments社では、業務をOKR (Objectives and Key Results)で管理したり、
サービスの改善をKPIツリーで管理しています。Qiitaの場合、投稿数を増やすことをKPIとし、そのためにどの項目をどのように向上させるか分解。その各項目にKPIを設定しています。
以上です。
最新の SoftLayer情報と、IoTで使われている事例紹介
続いて、日本IBM 伊佐治一彦さんから、最新のSoftLayer情報と、IoTで使われている事例紹介です。
IBM SoftLayer
HaLake Kit、クラウド(SoftLayer・Bluemix)でIoT実例
ニャンパス株式会社 登尾徳誠さんからは、HaLake Kit、クラウド(SoftLayer・Bluemix)でIoT実例を紹介いただきました。
ハッカソンでIBM Bluemix × Pepperに挑戦してみた話
株式会社VSN 松本新平さんからは、ハッカソンでIBM Bluemix × Pepperに挑戦してみた話を紹介いただきました。
株式会社VSN
IoTとクラウドセキュリティ(SoftLayer)
三井物産セキュアディレクション株式会社 佐々木博さんからは、IoTとクラウドセキュリティ(SoftLayer)について紹介いただきました。
三井物産セキュアディレクション株式会社
littleBitsやWio NodeなどデバイスをNode-REDでBluemixにつなげてIoTする話
ワンフットシーバス 田中正吾さんからは、littleBitsやWio NodeなどデバイスをNode-REDでBluemixにつなげてIoTする話を紹介いただきました。
レポートは以上です。
ABOUT THE AUTHOR /
北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。