【ロボホンアプリ開発】あたらしい「RoBoHoN SDK」の1.0.2を動かしてみました!
新しい「RoBoHoN SDK」がリリースされました!
ロボットエバンジェリストの西田です。
ロボホンのSDKの新バージョンがリリースされました!今回の目玉は、なんといってもAndroid Studioの2.2.2に対応したこと!
いままでのSDK付属のテンプレートファイルは動かなかったのでこれは嬉しいです。早速、Android Studioの最新版をいれたあとに、SDKを試してみました!
2016年11月11日
Android Studio用アプリテンプレートの更新(Android Studio2.2に対応)
HVMLの構文チェックツールの追加
更新されたドキュメントを探そう
SDKの更新内容は、README.txtに書いてあるのでまずは確認しましょう。
★update★0801_SR01MW_…
★update★0803_SR01MW_…
★new★0804_SR01MW_…
0803が今回更新されたテンプレート、0804が今回追加されたHVMLの構文チェックツールです。(ファイル名が長いので先頭の数字で呼んでいます。)
0801のドキュメントにインストール方法が書いてあるので、実際にやってみます!
西田メモ
本記事は、MacBook Proで開発しています。(シャープさんで動作確認がとれてないだけで、実際はMacでも開発できるとのことです。)
テンプレートのいれかた
Android Studioのテンプレートフォルダにファイルを上書きコピーすればいいのですが、Macだとちょっと難しいです。
ファインダーで、Android Studioを選択して右ボタンメニューから、「パッケージの内容を表示」でアプリの中のフォルダやファイルを見ることが出来るのでこれを使います。
あとは、0801のドキュメントに沿ってファイルをコピーしていくのですが、Macでは注意が必要です。
Windowsの場合、単純にフォルダをコピーすれば、コピー先にあるファイルは上書きされ、コピー先に無いファイルは追加されるので問題ないのですが、Macの場合はフォルダを置き換えてしまうので、コピー元にないファイルが消えてしまいます。
optionキーを押しながら、ドラッグすることで「結合」を選択することが出来ますが、コピー先、コピー元にあるファイルの中でタイムスタンプが新しいものを残そうとするので、うまくいかない可能性があります。
自分は1ファイルずつ手動でコピーしました。
作業が終わったら、Android Studioを起動します。
こんな感じで、新しいAndroid Studioでも、テンプレートが使えるようになりました!
誰でも簡単に、ロボホンアプリの雛形が出来るので便利です!
HVMLの構文チェックツール
次は、今回追加された0804を使ってみます。XML SchemaによるHVML構文チェックが出来るようになったとのこと!
使い方も簡単で、HVMLファイルを開いている状態で、右下のオジサンのアイコンをクリック!
そうしたら、ダイアログが表示されるので、RELAX-NG Schema Associationのところに、0804のファイルを展開してくるとでてくるスキーマファイルを指定すればOKです!
ちなみに、RELAX-NG Schema Associationは、XMLファイルにしか出てこないみたいなので、うまくいかない場合はチェックしたいHVMLファイルを開いているかどうかと、0801の「3.5 HVML ファイルの拡張子を追加」が上手く行ってるか確認してみてください。
西田メモ
ツールの追加というよりは、チェック用の定義ファイルの追加みたいな感じですね!
と、いうわけで、あたらしいSDKを動かしてみました!最新環境にちゃんと対応してくれるのはありがたいですね!
ロボホン開発者用サービス(一般向け)SDKダウンロードページhttps://robohon.com/mypage/develop-list/
こうおもった
あとは自分でモーション作れるようにならないかなー。