声で操作できるのは超快適だった! Google Homeで感じた「ながら中毒」の自分
初めまして、サンフランシスコ在住のプロダクトハンター三浦茜です。ロボスタで、私のブログ「Be Magnetic!」の転載や、オリジナル記事の掲載を進めていくことになりました。宜しくお願いします!
今回は「Google Home」のご紹介です。
アマゾンエコーには、正直そこまではまりませんでした。なぜなら私の英語を聞き取ってくれないから…。でもGoogle Homeは理解してくれる! 使いはじめて数週間ですが、パソコンやスマホではない、声による操作は使ってみるとものすごく快適でした。
Google Homeの主な用途
私の「Google Home」の使い道は主にコレ。
Google Homeは、テレビについている同じネットワーク内の「Chromecast」と連動しています。朝、スキンケア中で手がベトベト〜なんて状態の時にも声で操作できるので便利でよく使っています。
人気のビデオ以外にも、最近の映画の予告編、人気の音楽、自分の好きなアーティストを指定することもできます。Forbes、Business Insider、TechCrunchなどのメディアはYouTubeチャンネルを持っているので、メディアを指定したり。Google Homeが来てからYouTubeを見る頻度があがりました。アカウントを設定すればNetflixも操作できるみたいです。
家じゃなくても思わず「OK, Google」って言いそうになる
Google Homeを使いはじめて1週間ほど経った日。車に乗ってる時に「なんか音楽聴きたいなー」と思い、「OK, Google」と言いそうになっている自分がいました。自分でもびっくり!
しかも声の操作に慣れてしまうと、スマホの操作って結構回りくどく感じてしまうんです。これまでSiriや音声入力を積極的に活用したことはなかったのですが、Google Homeによってタップも入力もない楽チンさに気づいてしまいました。楽チンなんですが、指先を動かすことすら面倒くさがっている自分が心配です。
「ながら中毒」を加速させる
なにか別のことをしながら、スマホをいじることを「ながらスマホ」といいますが、スマホ以降、コンテンツがないと落ち着かない自分がいるなぁと思います。例えば家で夕飯を作っている時。夕飯を作るだけだとなんとなく落ち着かないので、テレビでニュースを流したりします。通勤の最中、歩くだけじゃなくてポッドキャストを聞いています。
声による操作は手を使わないので、そんな「ながら中毒」にはありがたい! 料理していて手が汚れていてもコンテンツを引き出すことができます。お化粧していて手がふさがっている状態でも操作できるんです。しかも、リモコンを取りに行ったり、検索窓に文字を入れることもなく、たどり着きたいコンテンツにすぐアクセスできる!
すでにスマホで「ながら中毒」になっている人たちにとっては、手放せないアイテムになると思いますし、より一層「ながら中毒」を加速させるデバイスだと思いました。
誰にでも使えるボイス、ボタンインターフェース
日本でもアマゾンダッシュボタンが発売になり話題になっていますが、ボイスやボタンって本当に誰でも使えるんですよね。パソコンやスマホってみんな使ってはいますが、実は結構レベルが高いと思うんです。うちの父や母も使ってはいるけど、がんばって使っている。ドコモショップに相談しに行きながら。
それに比べて、ボイスやボタンは当たり前のように使っているので、ドコモショップで教えてもらう必要もありません。ボイス、ボタンのインターフェースには今までスマホやパソコンが苦手だった層にも大きくひろがる可能性があるなぁと改めて思いました。
Google Home、英語がたどたどしい私ですらこんなに感動しているので、ネイティブな人が利用したらさぞかし便利なのではないかと思います。
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三浦 茜サンフランシスコ在住。プロダクトハンターとして米国のスタートアップや新サービス情報を自身のブログ「Be Magnetic!」、Facebookページ「プロダクトハンターあかねのネタ帳」、日経MJ奔流eビジネス、マネーボイス、Shopping Tribeなどで発信する。米国でアーリーステージのスタートアップ投資を行うスクラム・ベンチャーズのマーケティングVP。