Cerevo開発のプロジェクター搭載の可変型ホームロボット「Tipron(ティプロン)」を動かしてみました!【1/10追記あり】

プロジェクターロボットが届いた!

ロボットエバンジェリストの西田です。

株式会社Cerevoから発売された、プロジェクター搭載の変形型ホームロボット「Tipron(ティプロン)」をロボットスタートで購入しました! Tipronは「宅内のあらゆる壁や床、天井をディスプレイに変える」をコンセプトとして開発されたプロジェクター搭載ホームロボットなので、会社で使うのはちょっと違うのかな? とか思いつつ、使ってみたいと思います!


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箱が結構大きい。

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こんな感じで横を両手でもつ。

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充電ステーション

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付属品はこんな感じ。そのほかに海外用のACアダプターケーブルが2本入っていました。

紙のマニュアルを見ながら、設定をします。スマホアプリの接続が必須とのこと。QRコードを読み込んでアプリをダウンロードした後に、オンラインマニュアルを見ながら設定をするようです。

西田メモ

iPhoneとAndroid両方にアプリが用意されていると公式ページには書いてありますが、Cerevoに問い合わせたところ、本記事執筆時にはAndroidしかリリースされていないとのことでした。iPhone版もリリースされました!。(1/10追記)また、紙のマニュアルに書いてあるオンラインマニュアルのURLが存在していません。正しいURLは、以下になります。

アプリの準備ができたら、本体と接続します!

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スマホにWi-Fi設定のQRコードを表示してTipronに見せる方式です。Sotaみたい。
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アップデートには結構時間がかかります。

接続に成功したら、ファームウェアアップデートを行います。

西田メモ

混雑しているのか、ファームウェアのダウンロードに時間がかかりすぎてAndroidアプリが固まってアップデートされないケースが何度かありました・・・。USBメモリを使ってアップデートする説明の画面が出ることもありますが、Cerevoに問い合わせたところ、出荷時のバージョンのファームウェアはUSBメモリを使用したバージョンアップには対応していないとのことでした。



無事にファームウェアアップデートに成功したら、スマホからTipronをコントロールできます。

今回は、Tipronが指定の場所に移動してプロジェクターを映してくれる「オートモード」をやってみました。

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まずは、移動先までTipronを移動します。
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こんな感じに、カメラモニター+リモコン操作で移動できます。
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そのあとは、充電ステーションに移動します。
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ドッキングボタンを押したら設定完了!

実際に、オートモードで移動してプロジェクターを映して充電ステーションに帰ってくるまでを動画にしました!

今回はUSBメモリーに動画を入れて再生したため、USBメモリーが刺さっています。他にもYoutubeやニュースなどのRSSを流すことができます。

こんな感じです! 未来みたいで凄いですね!

こうおもった

変形が最強にカッコイイ! ただ、HDMIが本体にしかないので、ゲーム機に繋いだりイベントの登壇で使ったりするのは難しそう。あとは、移動速度がもう少し早かったらなー。遅すぎる・・・。


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西田 寛輔

とのさまラボ代表。ハイパーメディア・ロボット・クリエイターとして、ロボットアプリの開発を行うほか、自身でもロボットを開発中。ソフトバンクロボティクスが主催する公式アプリコンテストでは2大会連続ファイナリストに選出されるなど、数々の実績を持つ。2016年に、ヒトとロボットの音楽ユニット mirai capsule を結成。ロボスタでは、ロボットエバンジェリスト/スマートスピーカーエバンジェリストとして活動中。

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