Parrot製、X型のスタイルが特徴的な小型ドローン「Swing」レビューvol.1「借りちゃった!」
今回ドロスタで紹介するドローンはちょっと見た目が変わったドローン。フランスParrot社のSwingです。
このドローンはもちろん、ドローン規制対象外200g未満。さらになんと水平飛行可能で、速度30km/h、距離60mで制御可能、30万画素カメラ内蔵というハイスペックで個性的なものです。
•水平安定化カメラ·センサー
• 550mAh LiPoバッテリー
•クアッド·モードで7分間、プレーン·モードで8.3分間の自動飛行
このParrot Swingは、本体++Flypadと呼ばれるコントローラーが付属するセットが販売中で、気になるお値段は現在、Amazonで17,982円とお手頃価格です。今回もParrot社からお借りしちゃいました。買えよって話ですよね。はい、すいません。そして感謝です!(^-^;)
まず形が凄いです。前方から見るとX型です。
これは、スター・ウォーズ・シリーズに登場する戦闘機、Xウィング(X-Wing)に似てますね。4枚の主翼という意味では同じ設計思想と言えます。そして、Swingという名前もなんとなく似ていますね。
ちなみにXウィングの正式な機種名は「インコム社製T-65B Xウィング・スペース・スペリオリティ・ファイター」っていうらしいですよ。そして、映画の中ではXウィングは、主翼の角度が変わります。
一方、Swingの主翼の角度は固定です。主翼の両辺にステーがついています。
機体のX形は航空学の設計の成果であり、これによって、Parrot Swing がドローンとして唯一水平にあるいは垂直に飛ぶことを可能にしています。
このドローンは飛行機に手軽に変形させることができ、これまでの市場にはなかった30km/hでの高速飛行を行う事も可能です。
一休みしたいときはこのドローンはクアッドモードへのスイッチで簡単にホバリングさせることができます。
Parrot Swingは屋内でも屋外でも飛ばすことができ、同梱のParrot Flypad コントローラー、あるいはお客様のスマートフォンあるいはタブレットで容易に操縦できます。
Parrot Swingは、最先端技術のセンサーとソフトウェアで、市場にある中で最も安定したクアッドコプター機および飛行機の1つです。
公式の説明です。以下のイメージを見るとわかりやすいです。
Swingが他のドローンと違うのは機体をチルトして、水平に飛べること。だからこそ、通常のドローンに比べて高速飛行可能になっています。これはまるで飛行機のようですね。この状態を「プレーンモード」と呼びます。
もちろん垂直にも飛べます。この状態は「クアッドモード」と呼びます。
そして、これがセットに付属するFlypadというコントローラー。このコントローラー無しでスマートフォン+専用アプリで操縦することはもちろん可能ですが、物理的なコントローラーを使う方が、精度の高い、直感的な操縦が可能になるそうです。そしてコントローラー上部にスマートフォンをセットすれば、液晶画面上でバッテリー残量や飛行可能時間を確認できたり、操縦セッティングを変えることができるのも魅力です。
なおこのコントローラーは単品でも販売されており、Amazonで5,378円です。
公式動画を見ると早く飛ばしてみたくなります。
次回、開封の儀へ!
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。