
小学館発行の月刊少女漫画雑誌「ちゃお」の2017年4月号。なんと”少女まんが史上初”、付録に「ロボット」がついてくる! ということで紹介します。
「プリちぃおそうじロボCHI-01」とは
「プリちぃおそうじロボCHI-01」とは、「ちゃお」で連載中の篠塚ひろむによる「プリプリちぃちゃん!!」のふろくで、作品にでてくる地底人のちぃちゃんが、ロボットの掃除機に乗っかっているというものです。
公式サイトの説明によれば、「スイッチを入れると机の上を自分で動いて掃除する、てのひらサイズのおそうじロボ!机のはしにくると、かしこく方向転換!!あなたの机をプリちぃにクリーニングしてくれるよ」というものです。
注意書きには「消しゴムのカスより大きなものはすいこめません。」と書かれており、事実上、消しゴムのカス専用掃除機といってよさそうです。
さっそく欲しくなったのですが、おっさんが少女マンガを店頭で買うのは勇気がいります。なので、ロボスタの女性スタッフに買いに行ってもらいました。(Amazonでも売ってますが、待ちきれなかったので。)
ついに入手!
これが待望のふろく!
少女マンガの歴史は古いですが、そんな中、このおそうじロボットはふろく史上初!というのが凄いです。
組み立ててみた
さっそく遊んでみようかと思ったら、このふろくは完成品がついてくるわけではなく、自分で組み立てる必要がありました。
単4電池2本は別途自分で用意する必要があります。こちらも事前に入手しておきましょう。
まず、ふろくの箱の中を開封してみました。
これがでてきたパーツです。これを組み合わせれば完成ということですね。
ちゃお公式動画で組み立ての説明もあるのですが、説明書もわかりやすいので動画を見るまでもないです。さっそくやってみましょう。
まずファンをセット。ここから空気を吸うのだと思います。
モーターをとりつけて、配線をボディ内に固定します。
外のカバーを取り付けます。ネジなど不要で、ぱちっとはめこめます。
ちぃちゃんを組み立てます。2つのパーツをくっつけるだけです。
ちぃちゃんをモーター部分にかぶせる形でとりつけます。
続いて背面の電池蓋をひらいて、単4電池2本をセットします。電池にエボルタを選んだのはロボスタのこだわりです。
これでボディ横にある黒いスイッチを入れれば動き出すはず!
動かしてみた
完成しましたので動かしてみたいと思います。
清掃能力
能力はそれほど高くありません。ただ消しゴムのカスはある程度ひろってくれるのは間違いありません。取りこぼしは有るものの、何度も往復すればきちんと掃除はできると思います。
ちょっと気になるのはその動作音の大きさ。机の上で動かしていると音が気になります。
こちらの動画でその動きをご覧ください。
障害物センサー
ボディ前方に2つの障害物センサーがついています。壁や卓上の物にぶつかったときに向きを変えてくれます。
落下防止センサー
机の端にきたときに、そのまま移動すると落ちてしまうのを防ぐようになっています。見事に机の端で方向を変えます。ただし、机の形状によってはたまに落ちてしまうことがありました。
ゴミ捨て
ごみ捨ては簡単です。背面の蓋をあけて、ゴミをゴミ箱にすてるだけです。たまにフィルター部分を掃除する必要があるかなと思いました。細かいゴミの場合、目詰まりをおこしそうです。
なんにせよ、580円の雑誌のふろくとしては十分すぎる内容だと思います。
最後に公式紹介動画もどうぞ。
作りはおもちゃっぽいですが、価格を考えるとなかなか良く出来てると思いました。
2017年4月からMBS製作・TBS系列全28局ネットにてテレビアニメが放送を開始する予定もあり、「プリちぃおそうじロボCHI-01」の人気は高まりそうです。欲しい方はお早めに入手を。
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中橋 義博
1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。