「ura pepper world 2017」参加レポート その1
3月18日、ura pepper world 2017 が SOOO dramatic で開催されました。
「ura pepper world 2017」とは、過去2回行ってきた「ura pepper challenge」にお祭り感を加えたようなイベントです。
今日のタイムテーブルはこちら。
13:00 開演の挨拶
13:05 オープニングバズーカー
13:10 オープニングアクト
13:30 基調講演
13:45 講演
15:00 ura pepper world (展示)
16:00 ura pepper challenge
18:30 結果発表
こちらのイベントはソフトバンクロボティクスのPepperを活用し、参加者が独自に実施しているものです。
開演の挨拶:美馬 直輝
実行委員会の美馬さんから開演の挨拶です。今日はみなさんゆるーい感じで楽しみましょう!
オープニングバズーカー:末宗 佳倫
末宗さんによるオープニングバズーカーです。Pepperがカウントダウンを行い、バズーカーをぶっ放して会場を盛り上げます。バズーカーが無事放たれた瞬間、会場全員で自然とバンザイが行われました。今日はめでたいのでとりあえずバンザイをするといいと思うんです。
オープニングアクト:mirai capsule(太田 智美、西田 寛輔)
mirai capsuleによるオープニングアクトはPepperによる合唱披露です。10台のPepperが合唱を行う様子は圧巻でした。
基調講演:松本 裕史
ura Pepperでは今回からの試みとなる基調講演。松本さんがこの大役を務めました。
「ロボットでの台本を創る時に考えてる事」についてお話頂きました。前職が探偵だった松本さん。その時に得た、相手にマッチした具体的な心理誘導のやり取りの経験が台本を書く時に生きているそうです。
講演:池上 勲
池上さんによる講演は「My Ura Pepper World 2017」。
古くからお仕事で様々なロボットに関わっていたのですが、Pepperに関しては正直、出遅れてしまったこと。そして、池上さんが考えるPepperの導入効果についてお話頂きました。
講演:ともクン
ともクンは、Choregrapheを使いこなす小学校三年生。
過去、Pepperハッカソンで優勝したり、Pepper App Challenge 2015 Winterにロボアプリを応募したこともあります。
Pepperとの出会いから、Pepperで新たな可能性を開くために必要なこと、これからの課題についてお話頂きました。
ロボットを愛する同士として、河田さんからロボットのプレゼントが。
講演:Mr.Pepper仮面
匿名参加のMr.Pepper仮面さんからは、「ぼくのかんがえるさいきょうのペッパー」についてです。
自称「日本で最もPepperを箱詰めしている男」ことMr.Pepper仮面さんから、Pepperでワクワクするための自論についてお話いただきました。
講演は以上です。
演奏:しーちゃん
しーちゃんから、バイオリンとPepperとの協奏を披露していただきました。
場面転換の間は、ロボットパートナー太田さんとロボスタ編集部あさひさんこのロボコンビによる漫談も。
ura pepper world
続いて、Pepperアプリ展示の「ura pepper world」です。
Pepper神社
ニコニコ超会議2015ぶりに再建立されたのは「Pepper神社」。Pepperがお祓いで来場者を清めてくれるという世界初のロボットによるお祓いです。
ISETAN meets Pepper 夏の思い出
「ISETAN meets Pepper 夏の思い出」は、2015年に開催された ISETAN meets Pepper スペシャルハッカソンでソフトバンクロボティクス賞を受賞したロボアプリ。
出かける時に着ていく服をPepperに見せて相談すると、服の模様がプロジェクションマッピングでPepperに投影されるというものです。
バーテンダー for Pepper
「バーテンダー for Pepper」は、グラスの位置をディープラーニングしてPepperがワイングラスを持ち、ワインを注いでくれるという脅威のロボアプリ。
今年の2月に開催されたPepper App Challenge 2017でIBM賞を受賞しました。
ura pepper worldの展示は以上です。
その2に続きます。
https://staging.robotstart.info/2017/03/21/ura-pepper-world-2017-02.html
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。