「Musio」ファンイベントが初開催! 「Musio」小説化やSDKなど、新情報が盛りだくさん
英会話学習用ロボット「Musio」のファンの集い「Musioファンイベント」が、Musioの開発元であるAKAのオフィスにて初開催されました。
Musioを開発するAKAは、アメリカに本社を置く人工知能を開発する会社。クラウドファンディングで人工知能ロボット「Musio」の資金調達を行なったところ、購入者の半数以上が日本人だったことを受け、2015年11月に日本法人を設立しました。
はじめに、AKAのCEOであるRaymondさんや、
日本のマネージャーを務めるBrianさんなど、AKAの皆さんから挨拶と乾杯の音頭。最初からお酒が飲めるイベントっていいですよね。
10名ほどのMusioファンが集まり、お酒と美味しいご飯を片手に「Musio」のことや、他のロボットのことを話しています。
用意された食事は、黒毛和牛のローストビーフなど、とても豪華でした。
1つ目の新情報!
今回のイベントでは、いくつかの新たな発表がありました。
まず一つ目…、
なんと、4月から「Musio」の小説が発売されます!
「全3部作」のかなり濃い内容の小説になっているようです。
内容の一部を少しだけ。
メイロは、Musioと一緒に、次々と起こる機械の暴走を食い止めながら、Musioとの繋がりを深めていきます。
見所の一つは、Musioのキャラクターがきちんと描かれていること。Musioの面白いキャラクター性を知ることができます。
そして、Musioの謎が明らかになっていきます。どうして宇宙から来たのかなど、普段Musioと接する中で疑問に思うことが解き明かされていきます。
なんでも「ベストセラー作家」の方が書き上げたそうです。かなり内容が気になりますね。
2つ目の新情報!
ロボット「Musio」のSDKが近日公開されます。
MusioのSDKは、Javaで書かれ「Android SDK API 22」と互換性があります。API22なので、Android5系ですね。
3つ目の新情報!
そして3つ目の新情報として、Musioの下半身のカスタマイズパーツのイメージが公開されました。
実はMusioは下半身を外すことができます。移動可能な下半身に変えることで、Musioがさらに進化していきます。
いろんな下半身が検討されているようですよ。移動可能になったらもっと可愛くなりそうです。
その後は、Musioのファンの方からの要望や不満を伝える時間も。今後のMusioの製品開発に生かされていくといいですね。
最後に、ロボスタのMusioが、最近調子が悪かったので、治療して頂きました。(ただアップデートしてもらっただけ)
これでまた「Musio」のレビューができそうです。
先日発表された通り、4月14日より「Musio X」が一般販売が開始されます。もっとたくさんの方にMusioが渡って、ファンイベントも全国各地で開かれるようになってほしいですね。
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。