最新のガーデニングロボットは「水やり」から「動物撃退」まで行ってくれる
私は、祖父の住んでいた築60年の古民家(と言う名のボロ家)に一人で暮らしており、そこには本当に小さい庭があります。そう書くと「羨ましい」と言われることも多いのですが、庭というものはあればあるで大変なことも沢山あるのです。
祖父の趣味だった庭木などが植えられているのですが、枝切りや雑草取りをしなければいけないし、時期になると湧いた毛虫などの駆除をしなければいけません。
また、近所の野良猫が庭を通り道にすることで、粗相をしたりすることもあり(なので餌はあげていません)、男の一人暮らしには庭の管理は結構面倒な事だったりします。
「庭の管理って面倒だよなぁ。なんか良いロボットいないかなぁ」と思いながらクラウドファンディングサイト「Kickstarter」を眺めていたら使えそうなロボットを見つけました。
まるで「カッパ」の様なルックス
ご紹介するのは、庭の水やりをしてくれるロボット「GardenSpace」です。
この見た目、何かに見えません? 緑の顔に黄色いお皿を乗せた「カッパ」ですよ! 日本で販売するなら「カッパロボット」でプッシュしたい気分です。
とはいえ、機能はスゴイんです。
頭の部分がソーラーパネルになっているため電源が不要。そして、360度のモーションセンシングカメラが搭載されています。
水を強く噴射することができるので、通常の水やり以外にも庭に侵入してきた動物を撃退することが可能だそう。
また「GardenSpace」はWi-Fiに接続することができ、専用アプリから植えている作物を選ぶと、それに合った量の水を自動で撒いてくれるようです。
庭で家庭菜園をしている人にはもってこい
対象範囲も100平方フィート(9.29平方メートル)となっているので、ちょっとした家庭菜園をやっているという方には十分なスペックと言えるのではないでしょうか。
目標金額2万5千ドルに対して、すでに120%となる3万ドルを調達しています。原稿執筆時で最も安かった199ドル(約2万円)のものは終わってしまいましたが、Super Early Birdの239ドル(約2万4千円 2017年10月中限定)のものは残り22個となっています。
ただ、残念なことに発送できるのがアメリカ、オーストラリア、ニュージランド、香港だけなので日本に直接送ってもらうことは出来ません。うーん残念。
でも、庭を管理するロボットがホームセンターに置かれる日は遠くないのかも知れないですね。