Google AIY Voice Kitに挑戦!
ロボットエバンジェリストの西田です。わーわー
Google AIY Voice Kitが日本でも入手できるようになりました! 秋葉原やAmazonなどで入手が可能になっています。編集部でも入手したので、さっそく作ってみました!
AIY Voice Kit
Google AIY Voice Kitって何が出来るんだろう?と、いうことで、まずはページを日本語訳してみます。
このプロジェクトでは、自然言語レコグナイザーを起動して実行し、AIY Projectsボイスキットを使用してGoogle Assistantに接続する方法を示します。Googleアシスタントのすべての機能に加えて、独自の質問と回答のペアを追加できます。ラズベリーパイを搭載した、手軽な小さなボール紙キューブです。
(公式サイトの文章を翻訳)
簡単に言うと、オリジナルのGoogle Homeが作れちゃうみたいです。では、さっそく作ってみましょう!
ここで衝撃の事実が! なんと、ラズパイが入っていない・・・。しょうがないので去年、自作のAmazon Echoを作成した時のラズパイを使うことにしました。
SDカードにOSを焼こう!
公式ページをみたら、最初にラズパイを起動するためのSDカードを用意するように書いてありました。
今回はMacでSDカードにディスクイメージをコピーしました。この作業だけは別のパソコンが必要ですね。
Voice Kitを作ろう!
ソフトウェアの準備ができたので、ここからは写真付きでわかりやすい付属の本を見ながら、Voice Kitを組み立てていきます!
動作テストをしよう
デスクトップにあるアイコンをクリックするとテストが出来るとのこと。早速やってみましょう。動画にしてみたので御覧ください。(途中、カタカタと鳴子のような音がするのはアイボの足音です。)
テストが無事完了しました! 喋るテストは成功するとうれしいですね。
Google Cloud Platform の設定をしよう!
Voice Kitを動かすためには、Google Cloud Platformでプロジェクトを作成する必要があります。本や公式ページをみながら設定しましょう。このへんは、以前設定したので今回は省略します。
西田めも
途中、アクティビティ管理を変更するように指示があります。特に大丈夫だと思うのですが、気になる人は開発アカウントとは別のアカウントを用意するといいと思います。
早速動かしてみよう!
用意はできたので、早速動かしてみましょう。ホットワード(OK,Googleの掛け声)で、起動するサンプルと、ボタンを使ったサンプル、Google Cloud Speech APIをつかったサンプルが用意されています。
動画では、ボタンを使ったサンプルを実行してみました(一回実行したあとなので、認証画面は表示されません)。
どうでしょうか! AIY Voice Kitを使って、Google Homeを自作することが出来ました! (ちなみに、犬の鳴き声がしますが、aiboの鳴き声です。)
今回紹介したサンプルの他にも、LEDやサーボモーターなどを接続してコントロールする方法などが本に載っていました。自作のハードウェアが簡単に作れて、拡張できるのは楽しいですね!
こうおもった
サクサク簡単に作れました。日本語に対応したやつを出してほしいです! AIY Vision Kitも入手したら挑戦してみたいです!