【ロボットを作ってみよう】ダンボールを素材にした「embot(エムボット)」を動かしてみたよ!

embotに挑戦!

ロボットエバンジェリストの西田です。わーわー

ダンボールを材料にしたロボット「embot」を編集部でも入手したので、さっそく作ってみました! ちなみにembotは、昨年夏から先行体験版を2,980円(送料込み、税込み)で販売しており、今夏の本格的な商用化に向けて準備をしているそう。販売予定数の5倍の申し込みがあったとのことで人気も高いロボットです。

▽外部リンク
公式サイト

embotは、こども向けのプログラム学習用のロボットです。素材にダンボールを使うことで、子供たちが改造したりしやすくしています。



キットの中身を広げてみました。

説明書はオンラインを参照する方式。「左のURL」と書いてあるけど、実際は「右のQRコード」なのが残念。

西田めも

スマホでマニュアルを開きながら組立ててもいいですが、embotの実行にはスマホアプリが必要です。最初からパソコンでマニュアルを開くのをおすすめします。


とりあえず、スマホでマニュアルを開いてみた。119ページもあってビックリ。

まずは、体とかを作ります。折り曲げていく感じ

西田めも

折り目をまっすぐつけるの難しいです。子供とかだったら失敗しそう。あと、部品を外すときに手で外すと端っこが切れてめくれちゃうので、カッターなどで丁寧に外すといいと思います。今回は手で外しました。(なので、ちょっとめくれた・・・)



手の部分のダンボールを差し込んで、サーボを取り付けます。

こんな感じで、足も差し込みます。足はただのダンボール。

ちょっと写真暗かった。付属のボックスにサーボの線を差し込みます。

こんな感じになります。サーボの線飲む気が分かるよう、シールが貼ってあるのは親切。

電源をOFFにしたあとに、電池ボックスをドライバーで開けて電池を入れます。

電池の線をつなげます。

続いて、LEDを取り付けます。

LEDからでている線をつなげます。これで、なんとなく完成。

部品の取り付けが終わったので、箱をヘアピンで止めます。これはちょっと感心しました。

ここで気がついたのですが、体のパーツがオモテウラ逆でした・・・。でももう直すの面倒くさいからそのまま作ることに!「からだ」と文字が書かれた方が外側になります。



座らせて上からもヘアピンで止めます。だいぶ出来てきた予感

頭を組み立てます。ヘアピン大活躍


急に雑になる説明書。全部作り終わったあとならともかく、これはちょっと怖い。

とりあえず、あまっている部品を並べてみました。たぶん、「うで」の部品以外は使っていい気がする。

西田めも

この他にもサーボに付いてきたネジやプラスチックの部品、赤いLEDとケーブルなどがあまりました。この辺は、詳しく書いておいてほしかったです。



体の箱の中に、ケーブルなどをしまいます。

頭を取り付けて、耳や顔を作ります。サルっぽい耳にしようかなどうかな。

ロボスタに展示するし、普通に作ってみました! 完成!

こんな感じで、結構簡単に完成しました! マニュアルのページ数が多くて丁寧なので、スムーズに作れました。




早速動かしてみよう!

用意はできたので、早速動かしてみましょう。マニュアルにQRコードがあるので、スマホ用のアプリをダウンロードします。



アプリのタイトル画面。今回は、Androidでためしました。

何故か位置情報の許可を聞かれます。何に使うんだろう・・・。

レベル01の画面。こんな感じでプログラムを作れます。

ソースも見れます。何に使うんだろう・・・。

レベル02の画面。急にレイアウトが変わります。なぜだ・・・。

西田めも

タイトル画面で、レベル01−05まで選べるのですが、なんのために選ぶかわからないです。この辺はもう少し説明が欲しかったですね。あと、ブロックを見ると「ライト2」も使えるみたいなのですが、接続方法などが書いてなくて不安になるので、この辺も記述がほしいと思いました。


とりあえず、実行してみたので、動画をご覧ください!


どうでしょうか! embotを動かすことが出来ました! (ちなみに、犬の鳴き声がしますが、aiboの鳴き声です。)

こうおもった

簡単に作れました。腕が動くだけ・・・なのですが、いろいろ工夫できそうな気もします。ただ、マニュアルというかチュートリアルが少ないので、もう少しコンテンツがあるといいと思いました。値段も安いし、配線も簡単なのはいいですね。

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西田 寛輔

とのさまラボ代表。ハイパーメディア・ロボット・クリエイターとして、ロボットアプリの開発を行うほか、自身でもロボットを開発中。ソフトバンクロボティクスが主催する公式アプリコンテストでは2大会連続ファイナリストに選出されるなど、数々の実績を持つ。2016年に、ヒトとロボットの音楽ユニット mirai capsule を結成。ロボスタでは、ロボットエバンジェリスト/スマートスピーカーエバンジェリストとして活動中。

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