【本日発売】カスタマイズが可能な自作用ロボット教材「オムニローバー3WD」を動かしてみた!

オムニローバー3WDに挑戦!

ロボットエバンジェリストの西田です。わーわー

本日5月15日発売の、「オムニローバー3WD」のデモ機を編集部で入手したので、さっそく動かしてみました! これは、ヴイストン株式会社が開発した、Arduino互換のワイヤレスロボット制御ボード「V-duino」を搭載した、低価格な全方位移動台車ロボットです。

価格は12,960円(税込)、ヴイストンが運営するロボットショップ(WEBサイトもしくは「ヴイストンロボットセンター 秋葉原店」)で購入することができます。

公式画像。「V-duino」じゃなくて、「3WD」とか「オムニローバー」を刻印してほしいな・・・。

おなじく公式画像。前後だけでなく、全方向に動くっぽい。

※デモ機のため、若干製品版と違うかもしれません。



3WDって何だ?

とりあえず気になるのが3WDという聞きなれない言葉。4輪駆動の自動車を4WDというのは知っているので、おそらくは3輪駆動という意味なんだけど、どうやって前に進むのか見当がつかない・・・。


裏から見たところ。サーボが3個ついてる

普通に考えると、2個のタイヤを動かすことで、もう1個のタイヤの方向に動かすことができる・・・きがするんだけど、そうしたら進行方向にあるタイヤがじゃまになるのでは?



早速動かしてみよう!

とりあえず、よくわからないので動かしてみましょう。実行には、Windows機が必要です。Arudinoの開発環境やドライバをインストールする必要があります。

西田メモ

オムニローバー3WDに搭載されている「V-duino」は、ピッコロボに搭載されている「VS-RC202」の名称が変更になったもの。すでにピッコロボの開発環境をインストールしているパソコンで試したので、開発環境がそのまま使えました。



付属のサンプルプログラムに「wi-fiコントロール」があったので、早速実行してみました。ピッコロボ同様、ブラウザの画面に表示されたボタンを押すことで、オムニローバー3WDを動かすことができました!

2個のタイヤで前進して残りの1個のタイヤは模様に見える黒い部分が回転する仕組みでした! なるほど・・・。



いろいろ遊んでみよう!

「V-duino」は、ピッコロボと同じ基盤なので、センサーもそのまま使えます。動かすのに成功したら、ぜひ挑戦してみるといいでしょう。


ピッコロボと2ショット。いろんなセンサーが搭載されている。

ピッコロボのセンサーは基盤にさすだけなのでかんたんに接続できる。

ほかにも、Arudinoに接続できるセンサーであれば、応用が可能・・・。

と、いうわけで、ロボスタにあったべゼリーをのせてみました!


わーい。なんかかわいい。

こうおもった

センサーを搭載したりといったカスタマイズが簡単なのと、安定して移動ができるのが楽しいと思いました! ハードウェア入門としてのロボット教材として、ためしてみてはどうでしょう!


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西田 寛輔

とのさまラボ代表。ハイパーメディア・ロボット・クリエイターとして、ロボットアプリの開発を行うほか、自身でもロボットを開発中。ソフトバンクロボティクスが主催する公式アプリコンテストでは2大会連続ファイナリストに選出されるなど、数々の実績を持つ。2016年に、ヒトとロボットの音楽ユニット mirai capsule を結成。ロボスタでは、ロボットエバンジェリスト/スマートスピーカーエバンジェリストとして活動中。

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