本日発売! ロボホン用のプログラミング学習ソフト 「ブラウザ型プログラミングツール」を体験してみました!

ブラウザでプログラミングに挑戦!

ロボットエバンジェリストの西田です。わーわー。6月5日にシャープから発売される、RoBoHoN専用のプログラミング学習ソフトウェア「ブラウザ型プログラミングツール」(SR-B04AT)を入手したので、さっそく体験してみました!

 本ソフトウェアは、ブロック型のオブジェクトを組み合わせることで、簡単に「ロボホン」の動作や対話などのプログラムを作成できます。Webブラウザ上で動作するので、パソコンはもちろん、タブレット端末などでも手軽にプログラミングすることが可能です。また、パソコンやタブレット端末と「ロボホン」をWi-Fi®経由で接続できるので、ワイヤレスでプログラムを実行できます。同時に複数の端末から「ロボホン」に接続可能なので、グループでの学習にも活用できます。

ニュースリリースより引用

ということで、すでに発売されている「スクラッチパック」同様、ブロック型のオブジェクトを組み合わせてプログラムができる製品とのこと。ブラウザベースなので、Macやタブレットでも動作するのは嬉しいですね。

早速やってみましょう!

アプリのアイコン。スクラッチよりブロックが大きくなっている。

まずは、ロボホンを起立させて「ロブリック」を起動します。

IPアドレスが表示される。パソコンと同じネットワーク上にいる必要があるので注意。

ロブリックの画面に表示されているIPアドレスを、パソコンのブラウザに入力します。仕組み的には、ロボホン本体がWebサーバーになるので、そこにアクセスする感じです。


今回は、MacのChromeで試してみました。

西田メモ

今回入手したのは、販売直前のバージョンのソフトウェアです。ソフトウェアの仕様やマニュアルの記述などが発売版と若干異なる可能性があります。



ブロックは、いろいろなものが用意されています。しゃべったり歌ったりといったロボホンの基本的な動きに加え、変数や関数など本格的なプログラム用のブロックが用意されています。


しゃべるブロック。日本語の他に、中国語や英語も話すことができる。

動きのブロックには、モーション再生のほか、歌や踊り、移動のブロックが用意されている。

作成したプログラムは、ブラウザ上のエミュレーターで動かすことができます。

ロボホンのエミュレーター。イラストがかわいい。

GPSや明るさなどを使ったプログラムも、ブラウザ上で試すことができる。
音声の入力は、テキストで可能。話しかけてデバッグするより楽かも?

西田メモ

これ便利! 実機がなくても動作チェックができる・・・と、おもったけど、ロボホンをサーバーにして動かしてるから実機を持っていないとだめでした。学校などで1台のロボホンに対して複数の人がプログラムを学習している場合などに便利そうです。



もちろん、実機でもプログラムを動かすことができます。スタートボタンでプログラムを動かす他にも、完成したプログラムをロボホンに転送して、「ロブリック実行」アプリを使ってロボホン単体で動かすことも可能です!



プログラムに挑戦!

というわけで、実際に作って動かしてみました。


これが、今回作ったプログラム

動画に撮ってみたので、御覧ください!

結構簡単に作れるので、子供向けのプログラム教室などにちょうどいいと思います。作成したプログラムは、xml形式で保存もできるので便利です。

こうおもった

ロボホンのプログラムが手軽にできるのは嬉しい! 現在は、法人契約のみとのことなので、体験できる人はラッキーだと思います。機会があったらぜひロボホンを動かしてみてください!

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西田 寛輔

とのさまラボ代表。ハイパーメディア・ロボット・クリエイターとして、ロボットアプリの開発を行うほか、自身でもロボットを開発中。ソフトバンクロボティクスが主催する公式アプリコンテストでは2大会連続ファイナリストに選出されるなど、数々の実績を持つ。2016年に、ヒトとロボットの音楽ユニット mirai capsule を結成。ロボスタでは、ロボットエバンジェリスト/スマートスピーカーエバンジェリストとして活動中。

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