愉快な声と拍手でどんな場面でも盛り上げてくれそうな拍手ロボット「ビッグクラッピー」。
前回のレビューに続いて、今回は機能とモード類の解説、実際に使ってみた感想などを紹介していこう。
拍手ロボットのビッグクラッピーとは
「ビッグクラッピー」は拍手の研究を行なってきたバイバイワールド代表の髙橋征資さんが手がけたロボットで、やわらかな手で発する「パンパンパン」という大きな拍手音と、特徴的な声が、良い意味で耳につくロボットだ。
場面切り替え
このロボットは様々なシチュエーションで簡単に使用できるようモードが用意されている。あらかじめ「会社」「店頭」「飲み会」「お誕生日会」「スポーツ観戦」など、場面に合わせたプリセットが用意されていて、背中にある「場面切り替えボタン」を押すことで選択することができる。最大10場面に対応していて、スマホ用専用アプリからも選択が利用できる。
さらにビッグクラッピーは人感センサーを搭載しており、アプリから「人感センサー」をONにすると近づいたことに反応し、愉快な声で話してくれる。
「店頭」「会社」「飲み会」「お誕生日会」「スポーツ観戦」「展示会」「学校」「結婚式」「アゲアゲパーティー」「どこでも」
以下が場面切り替えをした動画の様子だ。最初は「どこでも」場面の様子、ビッグクラッピーが「店頭で・・」と言った後のパターンが「店頭」場面のセリフ、「会社で」と言った後が「会社」場面のセリフへと続いている。
パフォーマンスモード
パフォーマンスモードは主にイベントや歓迎会などで、「ここぞ」と言うときに利用したいモードだ。例えば、一本締めやアンコール、拍手喝采など、イベント用に盛り上げるパフォーマンスが用意されている。またハッピーバースデーやジングルベルを選ぶとそれぞれの歌をビッグクラッピーが歌って盛り上げてくれる。
以下が今回試した動画だ。
カスタムモード
カスタムモードとは使用者が好きな言葉をビッグクラッピーに喋らせることができるモードだ。例えば「元気〜?」という言葉を喋らせたいと思った場合、スマートフォンにユーザーがその言葉を話すとその内容が登録され、ビッグクラッピーが「元気〜?」と発話してくれる。
まとめ
皆さんにはこのロボットをどう感じただろうか?
私が、このロボットで一番面白いと感じたのは「ジングルベル」や「拍手喝采」など、特別なシチュエーションのときに盛り上げる「パフォーマンスモード」だ。読者の皆さんにも一番イメージしやすいとは思うが、パーティやイベント、飲み会など、司会者や幹事の補佐役として活躍してくれるだろう。
ビッグクラッピーがお店の前に置かれてジングルベルを歌っていたら、通りすがりの人も思わず足を止め、時には愉快なトーンに「クスッ」としてしまうだろう。展示会なら集客力抜群だ。拍手だけでなく、この思わず「クスッ」と笑ってしまう愉快さが、最大の魅力なのだろう。
ABOUT THE AUTHOR /
山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。