アマゾンの車載Alexaデバイス「Echo Auto」開封の儀〜日本未発売なのはもったいない!

ロボスタ編集部で日本未発売のEcho Autoが届いたので紹介します。

Echo Autoは車内に設置する小型のAlexaデバイスで、単体では機能せず、Bluetooth経由でスマートフォンと接続して利用します。スマートフォンの通信回線やGPS情報、車のスピーカーなどを活用することでEcho Autoの本体価格は米国で現在39.99ドル(日本円でおよそ4,300円)とお手軽価格になっています。


開封の儀

まずはパッケージを開封していきます。


いつものAmazon Alexa製品のパッケージデザインです。



中を開けると、本体、シガーソケットアダプター、USBケーブル、3.5mmオーディオケーブル、エアコン吹出口用アタッチメント、説明書が入っていました。


本体チェック

取り出した本体をじっくり見ていきます。



上部に小さい穴が8つ見えます。これがマイクで8マイクアレイという設計です。ノイズの多い車内で使うことを前提とした作りになっていることがわかります。ボタンは2つあり、ひとつはマイクオフボタン、ひとつはアクションボタンです。また全面にはライトバーが埋め込まれており、Alexaらしく水色に光るようになっています。



本体背面にはエアコン吹出口用アタッチメントを取り付けるためのくぼみがあります。マグネットでぴたっとはまる仕組みです。



側面には給電用のMicro-USBポートと、3.5mmオーディオジャックが取り付けられています。



アタッチメントを付けない状態ではスリムで目立たないデバイスです。アタッチメントをつけた状態では、Echo Dotと似たようなサイズ感です。


セットアップ

セットアップは簡単です。



電源をつなぐ、スマホのAlexaアプリで設定する、車のBluetoothの設定を行う、あとはAlexaに尋ねるだけ、というシンプルなものです。


車載・取り付け

続いて車へのマウント方法をみてみましょう。



ダッシュボードに置くこともできそうですが、エアコン吹出口にとりつけるのが基本のようです。



エアコン吹出口の形状は一般的なものに対応していますが、一部の形状では取り付けられません。



本体を取り付けた後に配線していきます。シガーソケットからUSBポートが2つでていますので1つをつないで本体に配線します。1つのポートは予備になっていますが、スマートフォンの充電に使うと良さそうです。



車がBluetoothに対応している場合は、シガーソケットから電源を取るだけで準備完了です。エアコン吹出口用アタッチメントはケーブルを固定するゴムパーツもついており、ケーブルがまとめられます。ケーブルが短い場合でも普通のUSBケーブルなので自分で買い直してもいいでしょう。



車がBluetoothに対応しておらず、3.5mmオーディオ入力が可能な場合は、本体のオーディオジャックと付属のケーブルを繋げば利用可能です。その場合こんな感じの配線になります。

日本では技適を通っていない製品なので電源を入れることはできませんのでレビューはここで終わりです。あとは国内発売を待ちましょう。


外部リンク
Amazon.com / Echo Auto



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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