【Droid】Sphero(スフィロ)の「BB-8」買ってみた!【Star Wars】〜その2
前回、開封を終え、充電を完了したBB-8。今回は実際に動かしてみてのレポートです。
BB-8は単体では操作ができません。スマホアプリが必要なのです。
ということで、充電中にスマホ用のアプリをダウンロードしちゃいましょう。アプリ名は「BB-8™ App Enabled Droid Powered by Sphero」です。BB-8で検索すると出てきます。アプリ自体は無料です。
アプリを起動すると、まずあのテーマ曲が!
スターウォーズらしさを随所に感じさせるUIは素晴らしいです。その後接続の流れになります。基本的にBluetoothがオンになっていれば、あとは何もしなくても接続できちゃいます。
まず「ドライブ」。これはBB-8を自分で操作するモードです。
このメニューを選ぶとコントローラーっぽい画面になります。左右にジョイスティック的な指示ができます。
とりあえずやってみます。
うがー!結構速いっ。狭い部屋では壁にぶつかりまくりです。ぶつかるとたまに頭が取れますが、マグネットなんですぐに戻せます。また頭に細いアンテナが2本出ていますが、柔らかい素材で折れたりはしませんので安心です。筐体自体もかなり固い感じで容易には壊れそうにありません。
少しずつ操作に慣れてきました。
コツは右のジョイスティックの操作。右をぐりぐり動かすことで、筐体の中の青い光を動かせるんですが、自分から見た時にBB-8のお尻を青い光にするポジションをとることが重要です。そうすると、左のジョイステイックで自分のイメージ通りに前後左右できます。これは実際に操作してみないと伝わらないかも。
ということで10分ぐらい動かしてみての動画です。スマホだけでこんな制御できちゃうのは素敵ですね。慣れればもっとうまくコントロールできそうです。
中身のメカニズムはこんな感じ・・・。
移動以外にも右ジョイスティック部分は切り替え可能で、BB-8に簡単なコマンドを実行させることができます。たとえば、うなづかせる、否定させるなど。ここに出ているコマンド以外も用意されています。適宜切り替えてこのボタンを押すことで、知性を持つロボットらしさを演出可能です。よくできてます。
続いての機能「メッセージ」。これは伝言を残せるというもので、それがまたすごい。
スマホで映像のメッセージを撮影してBB-8に転送します。その後スマホを通してBB-8を見るとホログラム風のAR体験ができます。実用的かどうかは置いといて、とても未来を感じさせます。
続いての機能は「パトロール」。これはドライブモードと違って、自分で操作せずに勝手にBB-8が動いてくれるモードです。
BB-8の状況がスマホに逐次表示されるのがかっこいです。表示パネルはそれぞれタッチすることで表示内容が切り替わります。本格的です。
最後に「セッティング」。
サウンドや音声認識などのオン・オフを設定する画面です。
音声人しいを使うと声で操作できます。ある程度はできますけど、認識精度はあまりよろしくないです。もしくは当社スタッフの発音が悪すぎるかのどっちかです・・・。これはみなさん、購入後チャレンジしてみてください。
小型のR2-D2とツーショットを撮ってみました。とてもお似合いですね。
家で使ってみた時は、猫にとても受けてました。充電中から興味を惹きつけます。ペットのいるご家庭にもオススメなロボットなのでした。
あとはこのBB-8を複数台使ったレースなどのゲームをやってみたいなと思ってます。
ということで、この価格でこの凄さ。作り手のこだわりがハード面にもソフト面にもひしひしと感じられる良ロボットだと思います。
ではまた!
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。