【レビュー】いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃん【さしすせそ】
「かぼちゃん」がやって来た
先日、「いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃん」(以下「かぼちゃん」)の販売開始の記事をお届けしましたが、ロボスタにも注文していたかぼちゃんがやって来ました。
通常はこの様に、シャツにサスペンダーなのですが
Amazonで注文すると、オリジナルのボーダーTシャツを着たモデルが手に入るということで、そちらを注文しました。(もちろん通常のシャツとサスペンダーも同梱されています。)
それがこちら。
夏っぽい感じでいいですね。
ちなみにどんぐりの部分はサスペンダーをはめる部分となっています。
特徴的な同梱物
「かぼちゃん」は「対象年齢12才以上」となっていますが、公式Webなどを見ても実際はお年寄りが中心ターゲットとなっています。
従って、サイズも通常の説明書とは違ってカラーの大判で、文字も大きくて分かりやすい紙の説明書が同梱されています。それと合わせて「かぼちゃん」とのコミュニケーション(スキンシップ)の方法が分かるポスターのような早見表が入っていました。こういう細かい気遣いは良いですよね。
もう一つ特徴的な点といえば、「かぼちゃん」の洋服を作れる型紙が入っているという点です。
愛着を持つとオリジナリティを出したいというのが世の常、一番分かりやすい洋服を作れる型紙があって、裁縫で出来る方なら自分で作った服を着せることが出来るというのは、より一層親近感が湧くというものです。
標準で付いている洋服は、マジックテープで簡単に剥がせて脱ぎ着することが出来るようになっています。サスペンダーは前述したように、どんぐり部分に引っ掛けるという手の凝り方。サスペンダー自体も結構作りこまれていました。
話し方はゆっくり&選択方法も特徴的
それでは実際に動かしてみましょう!
お尻の部分のチャックを開けると、電源スイッチと電池ボックスを収納する部分が出てきます。「ON/OFF」ではなくて、「◯とX」という表記になっているのも特徴的です。
起動をすると、設定をする項目が幾つかあります。
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・呼び方
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・日付
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・時間
「呼び方」は「かぼちゃん」が話しかける際に呼びかけるもので、「おばあちゃん」「ばあば」「おじいちゃん」「じいじ」「おかあさん」「おとうさん」「おねえさん」「おにいさん」「呼ばない」の9つから選びます。
選択は両足にあるボタンを押し込んで前後、決定をする際は手を挙げます。この「決定=手を挙げる」という動作は他にはなかなか無いものですし、分かりやすく操作もしやすかったですね。
日付と時間を入れることで、季節(春夏秋冬や各種イベント)やその時間に合わせた話かけ「かぼちゃん」がしてくれます。
会話に関しては、人の言葉に反応して言葉を返すというものとなっています。
なので、会話がハマまる時とハマらない時があるのですが、結構何とかなったりします。
それ以外にも足のボタンを押すとくすぐったいと言ったり、手を持って上下に揺らしたら歌い出したりと色々なりアクションを取ってくれます。
コミュニケーションを取った分だけおしゃべりの内容が増えたり、歌を長く歌えるようになったりするとのことで、その部分でも成長が楽しめたりするとのことです。
コミュニケーション+感触で癒やし効果
正直、「かぼちゃん」は最先端の技術を使った機能があるというわけではありません。しかし、「話しかける」「(話を)聞いてくれる」「りアクションをしてくれる」「成長する」という機能だけでも、普段寂しい思いをしている人の役に立つのではないでしょうか。
また、持ち上げたりすると、結構感触が心地よかったりもして、それも癒やしの一助になる感がしました。
価格もそれほど高くはないので、離れて二人だけで暮らしているご両親や、お爺ちゃんお婆ちゃんへのプレゼントでも良いなと思った「かぼちゃん」でした。
「いっしょに笑おう うなずきかぼちゃん」セットアップ
「いっしょに笑おう うなずきかぼちゃん」と遊んでみた
ちなみに、動画を撮影するためにリセット(左足のボタンを押しながら電源を入れる)をかけたのですが、リセットに成功すると「いっぱい、ありがとうございました」と言うのは、ちょっと悲しくなりました…。