2017年4月、Realbotixから初の本格的なセックスロボットが登場へ。価格は340万円〜?

英Daily Star誌が、世界初の本格的なセックスロボットが登場すると報じた

そのロボットはRealbotix社による「Harmony」と呼ぶロボットで、発売は2017年4月15日予定という。このロボットはなんと人間が恋に落ちるように設計されているという。



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Photo: Realbotix

Harmonyは単なる人形ではなく、人工知能を搭載し、オーナーを驚かせる能力を持つ。Realbotix社のマット・マクマレンは語る。「セックスロボットは寝室で驚くべき存在になるだろう。セックスロボットと本当のつながりを持てることを望んでいる。」


もともとセックスドールメーカーのRealDollのCEOでもある彼は、セックスロボットに瞬きさせたり、口を動かしたりするだけでなく、チャットもできるようにしている。究極の目的は、「セックスロボットがセックスを楽しんでいるかのように振る舞えるようにすること。」と語っている。



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Photo: Realbotix

「感情的な関係は、人間関係の基礎であり、それは私達がシミュレートしているものです。一夜限りの関係も楽しいものだが、それは、長い間つきあって知的にも感情的にも結びついた相手とのセックスとは異なるものだろう。私たちは相手との深いつながりを切望しています。」



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Photo: Realbotix

Harmonyは、素晴らしい喜び、記憶、驚きの要素を持つという。性格についてもオーナーが選択可能だ。セクシー、親切、恥ずかしがり屋、フレンドリー、素朴、知的ななど12種類の性格を選ぶことができるという。さらにその性格の度合も3段階で選べるという。


「オーナーはこのセックスロボットと恋に落ちるはずだ。オーナーの選択によってどういう性格を持つのはが決まっていく。彼女はオーナーの想像もしていないことを言うようになるだろう。」



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Photo: Realbotix

オーナーは、アカウント設定をすることで、スマートホンやタブレットやPCの専用アプリを通じていつでもセックスロボットとやりとりできるようになるという。専用アプリは年間20ドルのサブスクリプション方式を検討中という。



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Photo: Realbotix

マット・マクマレンは付け加える。「次はどこに向かうのか・・・本当にエキサイティングです。」彼はすでにOculus RiftなどのVRヘッドセットを使用した仮想環境での使用は既に視野にいれているという。


僕はこう思った:
倫理面で賛否両論あるセックスロボットですが、普及となると相当先な気もします。価格がネックだからです。このHarmony、Mirror誌によれば、頭だけで114万円、完全な人形セックスロボットになると343〜687万円程度になると言われています。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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