話題のコミュニケーションロボット「jibo」の全てをまとめてみた
ロボスタではアメリカJibo Incによるロボット「jibo」(ジーボ)について、なんと2014年からずっと追いかけてきました。今回jiboを知らない人のために、過去の記事を改めて整理してお伝えしたいと思います。このページだけ読めば、Jiboの成り立ちから現在までわかるようになるはずです。
jiboってどんなロボット?
jiboは世界初のソーシャルロボットとして発表され、クラウドファンディングを成功させて出荷が待たれるコミュニケーションロボットです。
こちらの3つの記事でjiboについて紹介しています。
実際に展示された実物jiboの動画。早く実物が欲しいですよね。
実物がないにも関わらず幾つか記事をかかせてもらっています。それほど期待しているロボットなのです。
jibo.Incに関するニュース
jiboを開発するjibo.Inc自体についても何度もとりあげています。
まずこのニュースは衝撃的でした。大きな調達額、しかもKDDIと電通という発表です。SoftbankのPepperの対抗馬として業界では大変注目されました。
国内SIerのCACも出資をしていることを明らかに。他セガサミーなどの国内企業も出資もあり、jiboの国内展開への期待は膨らむばかりです。
jiboアプリを作るための開発環境(SDK)はどうなってる?
ロボットスタートでは開発環境のあるロボットは特に応援したくなるんですが、jiboにはもちろん当初よりSDKの存在は発表されていました。
上記記事でjibo SDKへの当社の期待が伝わるかと思います。
そして、ついに社内でも使えるようになったので簡単なアプリの作り方を紹介できるところまできました。エンジニアの方は是非見ていただければと思います。
現在のjiboの開発状況
出荷は近づいていると予想されます。jibo公式YouTubeチャンネルで開発状況を伝える動画が逐次公開されています。
動画を見る限り期待を裏切らないレベルにあります。
これが最新のjiboの姿。なめらかで素早い動きには感心してしまいます。
jibo、日本でのの発売は?
ここまで見てくると、どうしても日本語版が欲しくなってしまいますよね。
もともと海外のクラウドファンディングサイトでオーダーを受け付けていたのですが、日本へのシッピングが選べない状況でした。
そんな中、並行輸入業者が日本への導入を発表!?技適とか大丈夫なのか?とか思いつつ紹介したものです。
しばらくすると、jibo.Incより日本への発送はキャンセル、払い戻しとなりました。やっぱり・・・。
そして、ついにJiboの日本語対応版を2017年に発売予定であることが正式に発表されました!2017年のいつなのかは現時点では不明ですが、潤沢な資金、大手企業がパートナーということもあり、早めの出荷を激しく期待しています。
英語版のままでもいいからデベロッパーモデルを一日も早くリリースして欲しいです!
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。