【海外で話題】セックスロボット「サマンサ」は家族モードと性行為モードを併せ持つ

新しいタイプのセックスロボットがイギリスで話題になっている。

通常、セックスロボットはその名前の通り、性行為を目的としたロボットだ。

一方、今回紹介するロボット「サマンサ」は性行為以外のモードを持つ新しいタイプのセックスロボットだ。さらにこの手のロボットとして前例がないであろう、音声アシスタントとの連携にも取り組みをみせるなど、独自路線を行くロボットでもある。



家族モードを持つセックスロボット

Photo: Mirror Online

サマンサが「家族モード」のときは、子供たちと会話したり遊ぶことができるという。サマンサは様々なことを知っており、哲学についても話すことができるという。もちろんジョークや日常会話が可能だ。

AIを搭載したことで、何百のフレーズに対応できるようになったという。そして会話をしながら様々なことを学んでいくという。

公開されている動画を見る限り、音声でのやりとりは可能なようだが、動きもなく無表情で生命感は感じられない。

なお今のところプロトタイプに近い状態で、今後SDカードを使ってアップデートされ進化していく予定という。



性行為モードで普通のセックスロボットへ

Photo: The SUN

「家族モード」から「性行為モード」にするためには、スイッチひとつで切り替わるというものではなく、偶然に切り替わることもないという。サマンサに対してうまくタッチし、うまく話かけて、サマンサがロマンチックな気分になり、その気になった時にはじめて性行為モードになるという。セックスロボットであっても、無理やりセックスすることができないという凝った仕組みを意図的に採用しているのが特徴だ。

このサマンサの開発意図は、カップルの夜の生活を刺激するために使われることにあるという。女性をモノとして扱うのではなく、女性を置き換えるモノでもないというのが開発者の主張だ。

開発者の妻は「私は女性として、彼がサマンサを抱いても怒らない。サマンサが私を置き換えるとは思えないし、家族のようなただの人です。」とコメントしている。



AI音声アシスタントにも対応


Amazon Alexa、Google AssistantなどのAI音声アシスタントとも連携したデモ動画も公開されている。

Amazon EchoやGoogle Homeとセックスロボットを組み合わせる時代がこんなに早く来るとは驚きだ。



価格は?


既にサマンサは先月よりイギリスのアダルトグッズ専門ショッピングサイトで発売されている。

茶髪のSimoneとブロンドのMayaの2種類で、どちらも価格は3,750ポンド(日本円でおよそ56万円)だ。それなりに高価だが、既に30台を販売済みという。人気もあるようで現時点では注文して6週間以内に配送される状況だという。

外見はユーザーの好みでカスタマイズようだ。

僕はこう思った:

ちょっと日本人の感覚では受け入れ難いような気がしますけど・・・どうなんでしょう?


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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