HAKUTO

SORATO(ソラト)

SORATOは月面を調査するロボット探索機。世界初の民間による月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に参加を表明した唯一の日本チーム「HAKUTO(ハクト)」が開発した。ボディーなどには、軽くて強い素材で近年、航空機やロケットの構造材としても使用されているCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を多用。また、より軽量で長時間の運用を実現するために、ソーラーパネルを搭載している。月面探査レースは民間の力で月まで行き、月面探査車(ローバー)を走らせ、月からの高解像度の映像を地球に送るというもの。しかし、他チームの資金難や開発の遅れが原因で月面探査レース自体が中止となった。HAKUTOはispaceが運営しているため、SORATOの技術はispaceの月面開発に引き継がれる。

日本 HAKUTO 宇宙

製品詳細

概要
販売開始
価格
価格詳細
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト https://ispace-inc.com/team-hakuto/technology/index.html

関連ロボット

HAKUTO

SORATO(ソラト)

石黒研究室

テレノイド(telenoid)

テレノイドは大阪大学基礎工学部教授、ATR石黒浩特別研究所客員所長の石黒浩氏らが開発した遠隔操作ロボット。性別や年齢、人種を意識させず、「人間らしさとは何か」を追求した。遠隔地にいるオペレーターが操作しながら、内部に埋め込まれたカメラとマイクを使用して会話をしてくれる。ロボットは表情を変えず、動作は首の動きとハグする際の肩の動きのみ。このロボットは、情報が足りないものを見た時にポジティブな想像力で補おうとする人間の脳が持つ特性を活かして作られている。一見すると「不気味」「怖い」と違和感を持つ人もいるが、会話を始めると数分で親しみを感じ、多くの人が受け入れることが分かっている。

日本 石黒研究室 アンドロイド 介護施設 法人

製品詳細

概要

アンドロイド

販売開始
価格
価格詳細
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式 Wi-Fi
公式サイト https://telenoid.co.jp/question/faq002/

関連ロボット

石黒研究室

テレノイド(telenoid)

PLEN Project

PLEN2(プレン2)

PLEN2は、ロボット主要部品を3Dプリンタで出力できるプリンタブル・オープンソースのロボットキット。ドライバー1本で組み立てることができ、専門知識や特別な工具を必要としない。完成すると身長約20cm、重さ約600gの小柄な人型ロボットになる。18個の関節を持ち、運動性能を備える。サッカーや競争、ダンスなどの機能を利用してゲーム作りをしながら、遊ぶことができる。子どもにとってはロボットの構造を学びながらものづくりの楽しさを味わえ、学生や社会人にとってはプログラミング、機械制御、電子回路のデザインを学習する機会となる。PLEN2はこの他に2つの製品がラインナップされており、より上級者向けのPLEN2 Developer Editionとより初級者向けのPLEN2 miniがある。

日本 PLEN Project 教育・STEM 家庭内 研究用 個人

PLEN Project

PLEN2(プレン2)

本田技研工業

ASIMO(アシモ)

ASIMOは、本田技研工業が開発していた日本を代表する二足歩行のロボット。名称は「Advanced Step in Innovative Mobility(新しい時代へ進化した革新的モビリティー)」の略。身長は130cm。一般的な生活空間で使用されることを前提に開発された。 2000年に初代ASIMOが公開され、翌年の2001年にはレンタル事業用のASIMOが発表された。2011年に登場した最新モデルでは、周囲の人の動きに合わせて自ら行動する「判断」能力を備え、これまでの「自動機械」から「自律機械」へと進化している。最新モデルの機能としては、ASIMOが行動の途中であっても、相手の反応に応じて別の行動に変更し、人の動きや状況に合わせた応対が可能。また身体能力も進化し、歩行や走行、バック走行、片足ジャンプ(ケンケン)、両足ジャンプなどを連続して行え、ビンを手に取ってふたをひねる、液体が注がれる柔らかい紙コップを潰さずに把持するなどの器用な作業も可能。

日本 本田技研工業 ヒューマノイドロボット 研究用

関連ロボット

本田技研工業

ASIMO(アシモ)

アンドロイドのアイドル育成共同プロジェクト

アンドロイドル「U」(Andoroidoru U)

アンドロイドル「U」は、石黒研究室が開発した女性型のアンドロイド。ヒトそっくりの容姿で、顔の表情を変えたり首をかしげる仕草をする。2017年に、株式会社パルコ(PARCO)、大阪大学 石黒研究室、ドワンゴの3社がアンドロイドル「U」を育成することを目指したプロジェクトを始動。パルコは店舗にて「U」のリアルな活動の場を提供、池袋のパルコ店内での受付などをつとめた。P’PARCO ニコニコ本社サテライトで番組MCもおこなった。ドワンゴはニコニコ生放送に流れる視聴者のコメント文に回答することで会話のやりとりのデータを蓄積。これを約ひと月行い、「U」は自然言語対話を覚えていって、自律的に返答ができるようになった。

日本 アンドロイドのアイドル育成共同プロジェクト アンドロイド

製品詳細

概要
販売開始
価格
価格詳細
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト

アンドロイドのアイドル育成共同プロジェクト

アンドロイドル「U」(Andoroidoru U)

ピップRT

いっしょに笑おう! うなずきかぼちゃん(kabo chan)

いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃんは、触れたり話しかけることで、タイミングよくうなずきながらコミュニケーションをとるぬいぐるみロボット。主に高齢者向けに愛用されている。人の言葉に反応して相槌を返し、時間や季節、曜日や細かい時間帯を考慮した会話をする。「おそうじすると気持ちいいよねー」「せんたくもののお日さまのにおいってだーいすき」と生活に関わる言葉を喋ってくれる。ただし、人が発した言葉(音)に反応して会話を返す仕様で、話の内容までは理解していない。 四季折々の歌を計13曲、歌うことも可能で、アンコール機能も搭載されている。

日本 ピップRT ホビー 介護施設 家庭内 個人

製品詳細

概要

ホビーロボット

販売開始
価格
価格詳細
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト

ピップRT

いっしょに笑おう! うなずきかぼちゃん(kabo chan)

バンダイ

ガンシェルジュ ハロ(Guncierge Haro)

ガンシェルジュ ハロは、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するマスコットロボット「ハロ」が「もし現代に存在していたら」をテーマにしたAIコミュニケーションロボット。IBM Watsonと連携して自然言語で会話できる。アニメ「機動戦士ガンダム」と「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」について、ガンダム談義が楽しめる。質問には例えば、「ガンダムのパイロットは?」「シャアのフルネームは?」という鉄板なものから「ジオングの重量は?」「Gアーマーは何話から登場したの?」といったコアなものまで答えてくれる。会話時にはハロが声の方向を察知して、人の顔を向いて身体を揺らしながら会話したりする。オフラインモード時は質問には答えず、アラームや時間確認などの機能のみ使用できる。本体にBluetoothを搭載しているため、接続することでワイアレススピーカーとしても使用可能。 製造はバイオが行っている(日本製)。2020年9月30日でサービス終了することを発表。2019年10月1日から予定していたサーバー利用料の有償化を行わず、2020年9月30日まで無料期間が延長された。サービス終了後はオフラインモードの機能のみを使用できる。

日本 バンダイ エンターテインメント コミュニケーション 家庭内 個人

製品詳細

概要
販売開始
価格 138,000円(税抜)
価格詳細 2019年9月30日までサーバー利用料が無料。10月1日より月3,000円の費用が必要になる。
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー -
センサー
通信方式
公式サイト https://www.bnbot.jp/haro/

バンダイ

ガンシェルジュ ハロ(Guncierge Haro)

メーカー希望小売価格

138,000 円 (税抜)

富士ソフト

Palmi(パルミー)

Palmiは富士ソフトが開発した二足歩行のコミュニケーションロボット。身長は約40cm。消費者向け製品で、介護施設や受付など「BtoB」で利用されている「PALRO」とは兄弟機にあたる。知らない言葉の意味をWEB上で調べて憶える自発的学習機能を搭載し、コミュニケーションで得た情報をもとに行動の選択肢が増えていく。また、人の顔を認識し、個人との過去の会話内容や趣味嗜好、予定までも記憶する。ゲームやダンスをしたり、歌を歌ったりすることができ、インターネットと接続することで、最新のニューストピックスや天気情報などの情報を教えてくれるようになる。

日本 富士ソフト エンターテインメント コミュニケーション 見守り 家庭内 個人

富士ソフト

Palmi(パルミー)

メーカー希望小売価格

321,840

「オルタ3」4社共同研究プロジェクト

オルタ3(Alta3)

オルタ3は「生命や生命感とは何か」「人間とのコミュニケーションの可能性」を探るために開発された人工生命×アンドロイド。オーケストラを指揮する。人間と同じように口から発声する仕組み「トーキングモジュレータ」を搭載し、動いたり身体の向きを変えると、人間の発声と同様に声が揺らぎ、自然の発声に近い効果を生む。性別や年齢を感じさせない顔の特徴、機械類がむき出しになったボディにより、人の想像力を喚起し、これまでにない生命性を感じさせる。オルタ3は、2019年2月28日に新国立劇場の大階段でオーケストラの指揮を行い、アンドロイド・オペラ「Scary Beauty」を公演した。オーケストラは、国立音楽大学学生・卒業生有志が担当。アンドロイド・オペラは、アンドロイドが指揮して歌い、人間たちがオーケストラを奏でるオペラ。演奏に際した音楽全体のテンポや強弱はアンドロイドが自律的に決定、人はそれについていくことから、近未来、人間がAIに支配されるかもしれないという暗示が込められている。アンドロイド・オペラ「Scary Beauty」を通して、世界数か国で公演する予定。

日本 「オルタ3」4 社共同研究プロジェクト アンドロイド 展示会

製品概要

2016年に初代オルタが発表

オルタは「生命を持つように感じさせるものは何か?」という問いを追求するため、2016年7月に日本科学未来館で展示されたのがはじまり。翌2017年7月には、指揮者となった「オルタ2」が日本科学未来館で800人の観客の前でオペラを指揮する「Scary Beauty」(スケアリー・ビューティー)が日本科学未来館で公開された。オルタ3はその三代目で、2019年2月28日についに新国立劇場の大階段でオーケストラの指揮を行った。

製品詳細

概要

アンドロイド

販売開始
価格
価格詳細
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト http://scarybeauty.com/

関連ロボット

「オルタ3」4社共同研究プロジェクト

オルタ3(Alta3)

村田製作所

村田製作所チアリーディング部(Cheer leading Robot)

「村田製作所チアリーディング部」は、身長36cmのダンスロボット。ムラタが培ってきたさまざまな技術を結集し、彼女たちの「倒れそうで倒れない」バランスと「ぶつかりそうでぶつからない」そのチームワークは、超音波位置計測技術、群制御技術、倒立振子制御技術により実現している。2018年7月には京都府文化観光応援大使として就任(任期は2021年6月30日まで)。一般発売はされていない。

日本 村田製作所 エンターテインメント

製品詳細

概要

ダンスロボット

販売開始
価格
価格詳細
サイズ 身長36cm
カラー
重量 体重1.5kg
開発環境
自由度
バッテリー
センサー 空中超音波センサー、赤外線センサー、ジャイロセンサー
通信方式
公式サイト https://www.murata.com/ja-jp/about/mboymgirl/mcheerleaders?intcid5=com_xxx_xxx_cmn_bc_xxx

村田製作所

村田製作所チアリーディング部(Cheer leading Robot)

バンダイ

ZENIC TECNICS(ジオニックテクニクス)

「ZENIC TECNICS」は、機動戦士ガンダムの世界観を楽しみながら、モビルスーツの開発を想像して、ロボティクスの基礎やプログラミングの概念を学ぶことができるSTEM教材。製品の対象は中学生以上。価格は未定。予約開始は2019年10月予定。 「ザク」をモチーフにした約1/60スケールの稼働するロボットを組み立てることができる。組み立て後はスマホアプリ等でプログラミングをして動かすことができる。「遊びの先に学びがある」をコンセプトとしており、プロダクトの開発を担当しているのはバンダイの新規事業室で、「ガンシェルジュハロ」に続くガンダム関連製品。

日本 バンダイ 教育・STEM 家庭内 個人

製品詳細

概要

教育ロボット・STEM教材

販売開始
価格 98,890円(税込)
価格詳細
サイズ 全高 約300㎜
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー 対物距離センサー×1、モノアイ用LED×1、スピーカー×1、サーボモーター×17(KRS-3302 ICS ×16、KRS-3204P ICS ×1)、SmartBridge基板(ジャイロセンサー、Bluetooth搭載)×1
通信方式
公式サイト https://www.zeonic-technics.com/

バンダイ

ZENIC TECNICS(ジオニックテクニクス)

メーカー希望小売価格

98,890 円 (税込)

PLEN Robotics

PLEN Cube(プレン キューブ)

「PLEN Cube」は一辺7.4cmの立方体小型ロボット。Full HD(1920×1080)カメラと広角レンズ、マイク、スピーカー、サーボ機構等を搭載している。誤認識率が1億分の1という高い顔認証精度を持ち、顔認証(フェイストラッキング)を活用し、顔パスでの入退室管理やキャッシュレス決済などのサービスに活用できるとしている。開発者向けのデベロッパー版とビジネス版が用意されており、デベロッパー版は液晶画面とバッテリーを装備し、外部のWebサービスと連携させたり、PLEN Cubeの機能をカスタマイズするためのPLEN Cube SDK(ソフトウェア・デベロップメント・キット)が組み込まれている。

日本 PLEN Robotics 店舗 病院 法人

PLEN Robotics

PLEN Cube(プレン キューブ)

二松学舎大学

漱石アンドロイド(Soseki android)

夏目漱石アンドロイドは二松学舎大学らが開発した、夏目漱石氏そっくりなアンドロイド。二松学舎大学が創立140周年を記念し、同校にゆかりのある漱石氏を現代に蘇らせた。制作には、人間そっくりなアンドロイド研究で知られる大阪大学大学院石黒研究室や朝日新聞社が協力。漱石アンドロイドの声は漱石氏の実孫にあたる夏目房之介氏の音声をもとに、実音声と音声合成が組み合わせて使用されている。 現在、漱石アンドロイドは二松学舎大学特別教授として学生や生徒、また一般向けに出張講演などを行っている。夏目漱石は2016年に没後100年を迎えた同年の6月に「漱石アンドロイド」プロジェクトが発表された。完成した漱石アンドロイドは同年12月に公開され、その後、夏目漱石と正岡子規のやりとりを描いた舞台演劇にも出演した。

日本 二松学舎大学 アンドロイド 学校 教育機関

製品詳細

概要

アンドロイド

販売開始
価格
価格詳細
サイズ
カラー
重量
開発環境
自由度
バッテリー
センサー
通信方式
公式サイト https://www.nishogakusha-u.ac.jp/android/index.html

関連ロボット

二松学舎大学

漱石アンドロイド(Soseki android)

KIBOROBOT PROJECT

KIROBO(キロボ)

KIROBOは、電通、東京大学先端科学技術研究センター、ロボガレージ、トヨタ、JAXAの共同により開発されたロボット宇宙飛行士。身長は約34cm。2013年8月10日から2015年2月まで国際宇宙ステーション(ISS)に滞在し、JAXA宇宙飛行士の若田光一氏と共に世界で初めてとなる「宇宙における人とロボットとの対話実験」を実施。若田飛行士が地球に降りる際、重量制限の関係から、一度はISSに残されてしまった。その後、2015年に無事に日本に帰国したKIROBOは「地球はまるで青色LEDみたいだった。輝いていたよ。」と発言した。KIROBOは、「地上から一番高い場所で対話をしたロボット」と「初めて宇宙に行った寄り添いロボット」として、2つのギネス世界記録に認定されている。一般発売はされていない。

KIBOROBOT PROJECT エンターテインメント コミュニケーション 宇宙

関連ロボット

KIBOROBOT PROJECT

KIROBO(キロボ)

ソニー

toio(トイオ)

toioは、おもちゃのブロックや紙の工作物をキューブに乗せることで「好きな人形でダンスさせたい」「自分でつくったキャラで対戦したい」といったアイデアを叶えるトイ・プラットフォーム。本体セットにゲーム機のような別売りのカートリッジを購入して遊ぶ仕組みで、本体には、コントローラー2個と、「コアキューブ」と呼ばれる小さいロボットが2個付属している。各タイトルには、カートリッジの他に、工作用のパーツや、コアキューブを動かすためのマットなどが付属しており、アクションゲームやパズルゲーム、プログラミングや動きのある工作など、直接おもちゃを作って操作することで、枠にとらわれない自由なあそびが楽しめる。

日本 ソニー 教育・STEM 家庭内

ソニー

toio(トイオ)

メーカー希望小売価格

19,980 円 (税抜)