東芝
ApriPetitは、身長15cmのインタフェースロボット。見守り・注意喚起をおこなう目的で開発された。市販はされていない。組込みベースでの開発により小型化、バッテリー駆動でも動作できる。可動部は頭と台座。頭は首を左右に回したり、上下に動かすことができる。 話しかけたときにうなずいたり、首を横に振ることでコミュニケーションをとる。顔認識「LSI Visconti3」を搭載し、頭部を動かして人物を注視し続けることができる。音声認識を搭載していなが、無線LANを介して音声処理サーバにつなぐことで、対話も可能になる。出目金のような目玉が印象的。 2019年3月に東京メトロ新橋駅において、3か国語(日・英・中)で案内を行う実証実験に参加、期間限定で稼働展示された。
日本 東芝 コミュニケーションNTTドコモ
petocoは、家族のコミュニケーションを伝言するホームコミュニケーションロボット。ルームライトとして使用することもできる。NTTドコモとフォーティーズが開発した。 スマートフォンからpetocoにメッセージを送信することができ、スマートフォンを持たない子どもや、帰りが遅い父親とメッセージのやりとりやビデオチャットが可能。また、あらかじめ家族の顔を登録しておくことで、petocoが顔認識して家族それぞれ宛てのメッセージなどを伝えることができる。ボイスコマンドにも対応し、「ハイ、ペトコ」と呼びかけることで、時間を聞いたり、アラームをセットできる。これまでe3が提供していたが、2019年12月27日にサービスが終了。
日本 NTTドコモ コミュニケーション 個人概要 | コミュニケーションロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
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公式サイト | https://e3e.jp/product/petoco/#petocoInfo |
ヤマハ発動機
MOTOBOT Ver.2は、人間のオートバイを運転するために作られたヤマハ発動機の研究用ロボット。最初の目標はサーキットを200km/hオーバーで走行すること。これを2017年に見事にクリア。次の目標は、世界的に有名なモトGPライダーのバレンティーノ・ロッシ選手と、同じ場所(サーキット)、同じオートバイでタイムトライアルを競って超えること、とした。2017年の東京モーターショーでその結果が公開された。 視覚技術を搭載していないが、走行時は最大で40~45度のリーン角度(バイクの倒しこみ角度)でコーナリングを行なった。(画像は公式サイトより引用)
日本 ヤマハ発動機概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
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バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/event/tokyo-motorshow-2017/exhibitionmodels/motobot/ |
ヤマハ発動機
MOTOROiDは倒れないオートバイロボット。ヤマハ発動機が2017年の東京モーターショーで公開して話題になった。ヤマハの自律バランス制御機能「AMCES」を搭載し、スタンドをあげた静止状態でも二輪だけで自立する。車体の前方には上下二段のカメラを搭載。人の顔を認識し、あらかじめ登録した人物の言うことをだけを聞く音声認識&音声コマンドモードも用意されている。ジェスチャーコマンドでも動作し、バランスを崩すことなく前進や後進の自動運転が可能。 2018年には世界最高峰のデザイン賞のひとつ「International Design Excellence Awards(IDEA)」(米国)で、最高位の金賞を受賞した。ヤマハ発動機が金賞を受賞するのは初めて。
日本 ヤマハ発動機概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
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重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://global.yamaha-motor.com/jp/profile/technology/electronic/011/ |
CYBERDYNE
HALは身体機能を改善・補助・拡張・再生することができるパワードスーツ(装着型サイボーグ)。正式名称はHybrid Assistive Limb。人が体を動かそうとすると、茨城県つくば市のCYBERDYNE(サイバーダイン)が開発した。運動する際の意思伝達のために脳から発せられ、神経を通じて筋肉に伝わる微弱な「生体電位信号」を読み取る独自のシステムを開発、HALに搭載している。それによって、ユーザーの「動かそう」という意思によって、脚部や腰などの動きをパワードスーツが支援する。主に、介護、作業支援、医療用、自立支援・リハビリなど様々なタイプがラインナップされている。(画像は公式サイトより引用 1枚目から自立支援用単関節タイプ、自立支援用腰タイプ、自立支援用下肢タイプ)
日本 CYBERDYNE パワーアシストスーツ 法人概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
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通信方式 | |
公式サイト | https://www.cyberdyne.jp/ |
メルティンMMI
MELTANT-αは、サイボーグ技術を研究・開発しているメルティンが発表したアバターロボット(遠隔操作ロボット)。技術力が高く評価され、2018年5月にはJAXAとの連携を発表、国際宇宙ステーションでのクルー作業代替へ向けたアバターロボット初期実証を実施したり、JAXAとANAの宇宙開発・利用創出プログラム「AVATAR X」(アバターエックス)に参画するなどの実績を積み上げている。2020年の実用型量産モデルを完成させ、2021年に市場投入を目指す。 最大の特徴のひとつが人間と同等レベルの手を搭載している点。人の手が持つ繊細さ、器用さ、力強さといった複雑な動作を再現しており、従来のロボットでは考えられない力強さと器用さを兼ね備えている。独自の制御アルゴリズムによって、生卵を割らずにつかんだり、ペットボトルのキャップを開けたり、ジッパー(チャック)の開け閉めを行うといった緻密な動作を行うことができる。手や指の動作にはユニークなワイヤー駆動式を採用、人間の筋を模倣した構造となっている。なお、片手でも2kgのボトルを持ち上げたり、4kg以上の物体を両手で支えるといった力強さも併せ持つ。
日本 メルティンMMI 遠隔操作 法人概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
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重量 | |
開発環境 | |
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バッテリー | |
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通信方式 | |
公式サイト | https://www.meltin.jp/ |
Boston Dynamics
Handleは米Boston Dynamicsが2017年に発表した2輪タイプのロボット。初期型は全長198 cm、重量105キロ。その重量ながら、車輪で軽快に走り(時速9マイル:14 km/h)の、ジャンプして机の上に跳び上がることができるため、動画を観た印象はさすがに怖かった。(3つ目の動画が初期型)なお、1回のバッテリーの充電で24kmを走行が可能で約45kgの荷物を運搬することができるとされている。 2019年3月には倉庫内の荷物を運ぶロボットとして動画が公開された。初期型のような怖さは薄れ、トラックの荷降ろしや、上半身についたロボットアームでダンボール等、15kgまでの荷物を持ち上げ、積み上げていく「パレタイジング」作業を行う姿は、人に役立つ印象を与えるものだ。(画像は公式サイトより引用)
アメリカ Boston Dynamics概要 | |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
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自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://www.bostondynamics.com/handle |
QBIT Robotics
&robot café systemは、UCCホールディングス(上島珈琲)とQBIT Roboticsと共同開発した、コーヒーを淹れてくれるロボット・パッケージで、ロボット/カフェマシン/カウンター筐体があらかじめセットアップされたKIOSKタイプのロボットカフェ。約2.0坪のスペースで、店舗を開店することできる。販売、提供、機材の洗浄などを自動で行ってくれるため、ほぼ無人で運営することが可能。人手が必要なのはシステムの起動・終了と材料の補充と清掃作業のみ。ロボットのベースは、ユニバーサルロボット社の協働ロボット「UR5」を活用している。本来、UR5にはディスプレイがついていないが、おもてなしを大切にするというQBIT Roboticsの考えのもと取り付けられた。国内における独占販売、メンテナンス・サービスなどはラッキーコーヒーマシン株式会社が担当している。(一枚目の画像は公式サイトから引用)
日本 QBIT Robotics 調理 商業施設 法人VAIO
おしゃべりコウペンちゃんは、Twitterで人気のキャラクター「コウペンちゃん」をモチーフにしたコミュニケーションロボット。VAIOが開発した「Simpleハードウェア」をぬいぐるみに組み込んだもの。「ロボット汎用プラットフォーム」上で会話エンジンが動作している。 機能としては、ゆるい会話でユーザーを褒めたり 励ましたりしてくれるもの。月額のクラウドサービスに加入することで、しりとりや天気予報などの機能の制限が解除され、コウペンちゃんと、たくさんおしゃべりすることができるようになる。 クラウドサービスに加入してない場合でもコウペンちゃんとの簡単な対話をはじめ、ゲーム、時計、目覚ましなどの機能を利用することができる。オプション製品として着せ替えできるリュックサックとクリスマス衣装がラインナップされている。(画像は公式サイトから引用)
日本 VAIO エンターテインメント コミュニケーション ホビー 家庭内概要 | コミュニケーションロボット |
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販売開始 | 2019年10月23日 |
価格 | 18,000円 |
価格詳細 | 2019年10月23日に先行発売。限定500体が販売。 |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | http://store.vaio.com/shop/pages/oshaberi_koupen.aspx |
Mira Robotics
ugoは、Mira Roboticsが開発した遠隔操作ロボット。通常時の身長は約110cmで、最長約180cmまで伸ばすことができる。連続稼働時間は4時間。一般ユーザーがレンタルし、オペレーターがロボットを遠隔操作して家事を手伝う「家事支援サービス」として展開される予定。ロボットにはプライバシー保護機能が搭載され、利用者がスマートフォンの専用アプリから家事を依頼した時以外は、オペレーターはロボットを操作することができない。またユーザーが入れない場所を指定することで、遠隔操作によってロボットが立ち入れる範囲を制限するシステムが取り入れられている。下着などの形状はわかるもののそれ自体は見えないようにフィルタリングされ、書類の文字なども見えないようになる。ロボット自体はレンタルで提供され、価格は月額2万円から2万5千円程度が予定されている。Mira Roboticsは、この家事支援サービス「ugo」のクローズドβテストを2019年8月にを行い、2020年に本格稼働を目指す。
日本 ugo 生活支援 遠隔操作 家庭内 個人2020年11月Mira Roboticsは従来のugoを「ugo Pro」(ユーゴー プロ)に名称を変更し、新モデル「ugo Stand」(ユーゴー スタンド)と「ugo R」(ユーゴー アール)を発表。ugo Standはフロア移動が必要のない場所にリーズナブルな価格で導入できるugoシリーズのエントリーモデルで、障害物センサーとLiDARを搭載する。ugo Rはアームを使った軽作業やフロア移動が可能なugo標準モデルで、エレベーター搭乗も可能。搭載センサーはugo Proと同じだが、ugo Proの違いとして昇降機能を搭載していない。
概要 | 遠隔操作ロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | 通常時: H約110cm× W45cm× D66cm/ 最長: H約180cm× W45cm× D66cm |
カラー | |
重量 | 73kg |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | 連続稼働時間: 4時間 |
センサー | |
通信方式 | LTE/ Wi-Fi |
公式サイト | https://ugo.plus/ |
コネクテッドロボティクス
レイタはソフトクリームを作るロボット。注文の受注から巻き作業、商品の提供までの一連の作業工程を行う。ソフトクリーム1個あたりの提供時間は30~40秒程度で、1時間あたり最大で90個を作ることが可能。またソフトクリームサーバーは、一種のものだけでなく三種(バニラ・チョコ・ミックス等)のものにも対応している。ロボットの外装は特注で変更することができるため、テーマパーク、フードコードなど、空間に合わせて見た目を変えることができる。レイタにはDobot社のDobot Magicianが活用されており、「調理ロボットサービス」を開発するコネクテッドロボティクスが開発している。(画像は公式サイトから引用)
日本 コネクテッドロボティクス エンターテインメント 調理 商業施設 飲食店 法人概要 | 調理ロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://connected-robotics.com/ |
コネクテッドロボティクス
Octo Chefは「たこ焼きを調理するロボット」。たこ焼きの生地の流し込みから焼き上げ、皿への取り分けまでの一連の作業を行う。1回あたり約16人分となる96個のたこ焼きを作ることができ、AI機能により焼きムラがないか確認しながら調理する。コネクテッドロボティクスはアーム型の協働ロボットの活用、人工知能による画像認識を通じたディープラーニング等の最新技術を組み合わせることにより、通常3~4名で運営するたこ焼き店舗を1名で行える省人化を提案。たこ焼きロボットのベースは、ユニバーサルロボット社のURSを活用している。2018年7月にはOcto Chefが働くロボットたこ焼き店をハウステンボスにオープン(写真2枚目)。ロボットたこ焼き店では、Octo Chefの他に、ソフトクリームの注文受注から巻き作業、商品の提供までの作業工程を行うロボット「レイタ」が稼働している。(一枚目の画像は公式サイトから引用)
日本 コネクテッドロボティクス エンターテインメント 調理 商業施設 飲食店 法人概要 | 調理ロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://connected-robotics.com/ |
オムロン ソーシアルソリューションズ
AIロボット駅員(下北沢 レイ)は、利用者からの乗換案内や構内・周辺案内、運行情報などの問い合わせに対して、音声とディスプレイ表示を通して回答し、対話へのうなずきや体や腕の動作で案内をしてくれる。京王電鉄初のAIロボット駅員。また、多くの人が行き交う雑踏の環境下で、正確に利用客の音声を集音し認識する「音声処理技術」と、ロボットが回答している途中に別の質問を受け付ける「割り込み対話機能」を搭載し、より人と人との対話に近い応対ができる。このロボットは、2019年3月16日(土)の井の頭線下北沢駅の中央改札口新設にあわせて新入社員「下北沢 レイ」として入社。8月27日まで案内を行い、9月18日より京王線 新宿駅に異動となり主任職(管理職)へ昇進した。
日本 オムロン ソーシアルソリューションズ 案内 駅オリィ研究所
OriHime-Dはオリィ研究所が開発している遠隔操作可能な全長約120cmの分身ロボット。上半身に14の関節用モータを内蔵し、前進後退・旋回の移動能力を持つ。また、Orihimeと同様にカメラとマイク、スピーカーが搭載され、操縦者(パイロット)がロボットを通じて会話することができる。遠隔地から会話したり、ものを運ぶなどの身体労働を伴う作業も可能にする。 オリィ研究所は、ALSなどの難病で発話が困難な人でも、指や視線を使ってロボットを通じて発話したり、意思疎通するためのパネルも開発中。この技術と遠隔ロボットを統合することで、難病の人でも接客等をして働ける環境を作ることを目指している。2018年11月には遠隔地からOriHime-Dを使用して働けるカフェ「DAWN ver.β」を東京の赤坂にある日本財団ビルで期間限定オープンした。寝たきりや難病など、外出することが困難な人たちがパイロットとして参加して話題となった。第二弾は2019年10月。
日本 オリィ研究所 遠隔操作 商業施設 店舗概要 | 遠隔操作ロボット |
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販売開始 | |
価格 | 円 |
価格詳細 | |
サイズ | 約120cm |
カラー | |
重量 | |
開発環境 | |
自由度 | 14 |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://orylab.com/product/orihime-d/ |
概要 | 教育・STEM教材 |
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販売開始 | |
価格 | 142,000円 |
価格詳細 | 上記の価格はAmazon.com.jpのものを引用 |
サイズ | H401× W194.4× D129mm |
カラー | |
重量 | 1500g |
開発環境 | 対応OS/WindowsXP SP2以降、Windows Vista(SP1推奨)、Windows7 Microsoft.NET Framework 2.0が必要 |
自由度 | 17 |
バッテリー | |
センサー | |
通信方式 | |
公式サイト | https://kondo-robot.com/product/03070# |